国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
登録無形文化財
主情報
名称
:
伝統的酒造り
ふりがな
:
でんとうてきさけづくり
こうじ造りを行っている様子
写真一覧▶
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種別1
:
生活文化
種別2
:
食文化
その他参考となるべき事項
:
2024年 ユネスコ無形文化遺産保護条約 「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」 記載
認定区分
:
保持団体認定
登録年月日
:
2021.12.02(令和3.12.02)
登録基準1
:
(二)生活文化に係る歴史上の意義を有するもの
登録基準2
:
登録基準3
:
所在都道府県、地域
:
こうじ造りを行っている様子
解説文:
詳細解説
酒造りは古くから日本に根差してきた食文化のひとつです。
500年以上前に原型が確立した「伝統的酒造り」のわざは、こうじ(※)の使用という共通の特色を持ちながら、日本各地においてそれぞれの気候風土に応じて発展し、日本酒、焼酎、泡盛、みりんなどの製造に受け継がれてきました。
(※)米や麦などの穀物にこうじ菌(カビの一種)を生やしたもので、原料のデンプンを糖分に変える働きを持ちます。
関連情報
(情報の有無)
保持者
なし
保持団体
添付ファイル
なし
写真一覧
こうじ造りを行っている様子
水分調整
もろみ管理
写真一覧
こうじ造りを行っている様子
写真一覧
水分調整
写真一覧
もろみ管理
解説文
酒造りは古くから日本に根差してきた食文化のひとつです。 500年以上前に原型が確立した「伝統的酒造り」のわざは、こうじ(※)の使用という共通の特色を持ちながら、日本各地においてそれぞれの気候風土に応じて発展し、日本酒、焼酎、泡盛、みりんなどの製造に受け継がれてきました。 (※)米や麦などの穀物にこうじ菌(カビの一種)を生やしたもので、原料のデンプンを糖分に変える働きを持ちます。
詳細解説▶
詳細解説
伝統的酒造りのわざは、近代科学が成立・普及する以前から、造り手の経験の蓄積によって築き上げられてきた手作業の技術のことです。 明治以降、酒の生産では機械化及び大規模化が進行してきたものの、伝統的に培われてきた手作業による生産は今日まで受け継がれており、日本酒、焼酎、泡盛及びみりん等の酒造りに活かされてきました。 わざの歴史的な姿は、まず奈良時代の『播磨国風土記』におけるカビを用いて酒を醸したとの記述に登場します。 室町時代には我が国特有のバラこうじを用いた製法が確立し、焼酎・泡盛などの蒸留酒も登場します。 江戸時代になると冬季生産に特化した「寒造り」が定着するなど製法の洗練が進み、昭和中期には精米歩合の向上に対応した水分調整のわざが加わることで、日本酒等のさらなる発展が遂げられました。 わざの中心は、並行複発酵と呼ばれる発酵法を高度に調整することで目的とする酒質を作り出すことにあり、その実現のために行われる原料の前処理、こうじ造り、及びもろみ管理が主要な工程となります。 担い手は歴史的に培われてきた巧緻なわざを用いることによって、酒生産において味や香り等に関する多様な表現を行っています。
関連情報
保持団体
日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会
関連情報
保持団体
団体情報の名称
:
日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会
団体情報の名称 ふりがな
:
にほんのでんとうてきなこうじきんをつかったさけづくりぎじゅつのほぞんかい
団体情報の代表者氏名
:
小西 新右衛門
団体情報の代表者氏名 ふりがな
:
こにし しんうえもん
団体情報の代表者雅号等
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団体情報の代表者雅号等 ふりがな
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認定・指定年月日
:
2021.12.02(令和3.12.02)
認定次
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認定区分
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