国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
登録無形文化財
主情報
名称
:
京料理
ふりがな
:
きょうりょうり
料理としつらい
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種別1
:
生活文化
種別2
:
食文化
その他参考となるべき事項
:
認定区分
:
保持団体認定
登録年月日
:
2022.11.17(令和4.11.17)
登録基準1
:
(一)芸術上の価値の高いもの
登録基準2
:
(二)生活文化に係る歴史上の意義を有するもの
登録基準3
:
所在都道府県、地域
:
料理としつらい
解説文:
詳細解説
京料理とは、調理・しつらい・接遇を一体化する中で、食を通じた「京都らしさ」の表現を行うわざです。
「京都らしさ」の要点は、1.京都の伝統行事、風俗慣習、気候風土の反映、2.京都の伝統的な美意識に沿った節度と品位の保持、にあります。
わざの担い手は、全体を統括する主人、料理人、接遇を担う女将・仲居の3者からなります。
関連情報
(情報の有無)
保持者
なし
保持団体
添付ファイル
なし
写真一覧
料理としつらい
主人によるしつらい
女将による挨拶
京料理の例(鱧料理)
写真一覧
料理としつらい
写真一覧
主人によるしつらい
写真一覧
女将による挨拶
写真一覧
京料理の例(鱧料理)
解説文
京料理とは、調理・しつらい・接遇を一体化する中で、食を通じた「京都らしさ」の表現を行うわざです。 「京都らしさ」の要点は、1.京都の伝統行事、風俗慣習、気候風土の反映、2.京都の伝統的な美意識に沿った節度と品位の保持、にあります。 わざの担い手は、全体を統括する主人、料理人、接遇を担う女将・仲居の3者からなります。
詳細解説▶
詳細解説
京都は平安時代以降、政治・文化の中心地の一角を占めることで、わが国における食文化の発展に大きく寄与し、各種の調理技術を発展させるなど、単なる飲食物の提供を超えた、高い文化性と精神性の表現を実現してきました。その延長線上に成立したのが、調理・しつらい・接遇(せつぐう)を一体化する中で、食を通じた「京都らしさ」の表現を行う京料理のわざです。 京料理は、大局的に見るならば、日本料理に包摂される要素のひとつとして位置づけられます。日本料理では、まず全体の共通基盤と見なせる調理技術のわざが存在し、さらに上部構造として、型や表現のわざを見て取ることができます。京料理には地域性を有した表現のわざを見て取ることができます。 わざの担い手が、「京都らしさ」の表現を行う際に意識している内容は、第一に、京都の伝統行事・風俗慣習・気候風土の反映です。第二は、京都の伝統的な美意識に沿った節度と品位の保持です。以上の二点は、季節感や伝統行事が食材の選択や献立に反映され、しつらいに投影されることによって表現されています。 料理は盛り付ける器と一体的に構想されており、しつらいは客の来訪目的等に応じて機敏に変更されています。いずれも過度に華美な表現を避け、抑制の効いた表現が心がけられています。 わざの担い手は、サービス全体を統括する主人、京料理で重視される食材(京野菜、鱧、生麩等)を用いて、京料理特有の技術を交えながら調理を行う料理人、接遇を通じてサービスに込められた文化的意味を客に提供する女将・仲居、の三者からなります。
関連情報
保持団体
京料理技術保存会
関連情報
保持団体
団体情報の名称
:
京料理技術保存会
団体情報の名称 ふりがな
:
きょうりょうりぎじゅつほぞんかい
団体情報の代表者氏名
:
髙橋 英一
団体情報の代表者氏名 ふりがな
:
たかはし えいいち
団体情報の代表者雅号等
:
団体情報の代表者雅号等 ふりがな
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認定・指定年月日
:
2022.11.17(令和4.11.17)
認定次
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認定区分
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