国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
長者ヶ平官衙遺跡附東山道跡
ふりがな
:
ちょうじゃがだいらかんがいせきつけたりとうさんどうあと
長者ヶ平官衙遺跡附東山道跡
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種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
特別区分
:
指定年月日
:
2009.02.12(平成21.02.12)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
二.都城跡、国郡庁跡、城跡、官公庁、戦跡その他政治に関する遺跡,六.交通・通信施設、治山・治水施設、生産施設その他経済・生産活動に関する遺跡
所在都道府県
:
栃木県
所在地(市区町村)
:
那須烏山市、さくら市
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
長者ヶ平官衙遺跡附東山道跡
解説文:
詳細解説
8から10世紀の下野国芳賀郡衙(はがぐんが)の付属施設、ないし新田駅家(にいたのうまや)に比定される官衙遺跡、これと併存する東山道跡、およびこれと交差する古代の道路跡からなる。いずれも良く残り、構造や変遷が明らかとなった。古代国家の交通体系や地方支配体制を示すものとして重要。
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
長者ヶ平官衙遺跡附東山道跡
正庁域の検出状況
正倉域を区画する溝
東山道跡
長者ヶ平官衙遺跡附東山道跡
長者ヶ平官衙遺跡附東山道跡
長者ヶ平官衙遺跡附東山道跡
長者ヶ平官衙遺跡附東山道跡
長者ヶ平官衙遺跡附東山道跡
長者ヶ平官衙遺跡附東山道跡
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長者ヶ平官衙遺跡附東山道跡
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正庁域の検出状況
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正倉域を区画する溝
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東山道跡
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長者ヶ平官衙遺跡附東山道跡
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長者ヶ平官衙遺跡附東山道跡
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長者ヶ平官衙遺跡附東山道跡
解説文
8から10世紀の下野国芳賀郡衙(はがぐんが)の付属施設、ないし新田駅家(にいたのうまや)に比定される官衙遺跡、これと併存する東山道跡、およびこれと交差する古代の道路跡からなる。いずれも良く残り、構造や変遷が明らかとなった。古代国家の交通体系や地方支配体制を示すものとして重要。
詳細解説▶
詳細解説
本物件は、栃木県東部を南東に向かって流れる那珂川水系の荒川によって開析された喜連川丘陵の上面に位置する。 長者ヶ平官衙遺跡は、掘立柱建物の正殿と東西脇殿を「コ」字形に配し、正殿の南に前殿、八脚門が並ぶ政庁域、その西側には総柱の掘立柱建物や礎石建物の倉庫群が並列して配される正倉域が存在する。政庁の東側にも総柱の建物が建ち並び、倉庫群と考えられる。北側には桁行1間、梁行1間の楼と推定される掘立柱建物が2棟、東西に並んで配される。 長者ヶ平官衙遺跡の北西約400mで、8世紀から9世紀以降の古代東山道跡が検出された。路面幅は5から12mである。また、長者ヶ平官衙遺跡の正倉域に西接し、東山道跡と交差する幅9m以上の道路跡を確認した。いずれも、これらを踏襲する道が現存する。 長者ヶ平官衙遺跡は東山道跡に近接する交通の要衝に立地することから、下野国芳賀郡に所在した新田駅家、芳賀郡衙ないしそれに関連する施設の可能性が指摘されている。 これらの遺跡はいずれも良好に残存しており、それぞれの構造や変遷が明確になるなど、古代国家の交通体系や地方支配体制を具体的に示すものとしてきわめて重要である。