国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
夕田墳墓群
ふりがな
:
ゆうだふんぼぐん
指定2_夕田茶臼山古墳遠景
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種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
弥生時代
年代
:
西暦
:
面積
:
5552.63 m
2
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
141
特別区分
:
指定年月日
:
2022.11.10(令和4.11.10)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
一.貝塚、集落跡、古墳その他この類の遺跡
所在都道府県
:
岐阜県
所在地(市区町村)
:
岐阜県加茂郡富加町
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
指定2_夕田茶臼山古墳遠景
解説文:
詳細解説
突出部付の墳丘墓の蓮野1号墳、前方後円墳の夕田茶臼山古墳からなる。弥生時代後期後葉以降、前方後方形の墳丘墓が展開する東海地域において、いち早く前方後円形の墳墓を採用するなど、前方後円墳の東日本への広がりを考える上で重要である。
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
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指定2_夕田茶臼山古墳遠景
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指定2_夕田茶臼山古墳遠景
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解説文
突出部付の墳丘墓の蓮野1号墳、前方後円墳の夕田茶臼山古墳からなる。弥生時代後期後葉以降、前方後方形の墳丘墓が展開する東海地域において、いち早く前方後円形の墳墓を採用するなど、前方後円墳の東日本への広がりを考える上で重要である。
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詳細解説
濃尾平野の北東端、 川浦川左岸の丘陵地の入り口部丘陵上及び谷奥の舌状丘陵突端部に築造された、蓮野の1号墳(墓)、夕田茶臼山古墳の2基からなる墳丘墓及び古墳。蓮野1号墳(墓)は平野部を見下ろす丘陵前端の頂部に立地する直径約15mの円丘状の主丘部に主丘部直径とほぼ同じ幅の方形に近い突出部が取り付く、墳長28mの突出部付の墳丘墓の可能性が指摘されている。夕田茶臼山古墳は前方後円墳で、墳長39.5m、後円部径24.5m、前方部長15.0m。前方部前面には墳丘と丘陵を画かくす溝が掘り込まれている。埋葬施設は木棺直葬である。3世紀中頃の築造である。東海地域においては弥生時代後期後葉に前方後方形の墳丘墓が出現し、終末期後半に増 加することが知られている。夕田墳墓群はそれとは異なる墳丘墓の展開が指摘されており、弥生時代後期後半から古墳時代前期にかけての墳墓の展開を考える上で重要である。中でも夕田茶臼山古墳は、当該地域においていち早く造られた前方後円墳であり、前方後円墳の東日本への広がりを考える上で重要である。