国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
旧東田川郡役所及び郡会議事堂
ふりがな
:
きゅうひがしたがわぐんやくしょおよびぐんかいぎじどう
指定11_旧東田川郡役所及び郡会議事堂 旧東田川郡役所と郡会議事堂(鶴岡市提供)
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種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
明治時代
年代
:
西暦
:
面積
:
5592.83 m
2
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
14
特別区分
:
指定年月日
:
2023.03.20(令和5.03.20)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
二.都城跡、国郡庁跡、城跡、官公庁、戦跡その他政治に関する遺跡
所在都道府県
:
山形県
所在地(市区町村)
:
山形県鶴岡市
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
指定11_旧東田川郡役所及び郡会議事堂 旧東田川郡役所と郡会議事堂(鶴岡市提供)
解説文:
詳細解説
庄内平野の南東部に位置する、明治20年(1887)に和風木造で再建された旧東田川郡役所と明治36年(1903)に洋風で建築された旧郡会議事堂。1920年代建築の郡営電気事業を引き継いだ電気事業組合の倉庫も残る。東田川郡は明治11年(1878)の郡区町村編制法
の実施により置かれた。
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
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指定11_旧東田川郡役所及び郡会議事堂 旧東田川郡役所と郡会議事堂(鶴岡市提供)
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指定11_旧東田川郡役所及び郡会議事堂 旧東田川郡役所と郡会議事堂(鶴岡市提供)
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解説文
庄内平野の南東部に位置する、明治20年(1887)に和風木造で再建された旧東田川郡役所と明治36年(1903)に洋風で建築された旧郡会議事堂。1920年代建築の郡営電気事業を引き継いだ電気事業組合の倉庫も残る。東田川郡は明治11年(1878)の郡区町村編制法 の実施により置かれた。
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詳細解説
旧東田川郡役所及び郡会議事堂は明治11年(1878)の郡区町村編制法や明治23(1890)の郡制に基づき建設された、庄内平野の南東部を占める山形県東田川郡の旧郡役所と旧郡会議事堂である。いずれも二代目の建物であり、郡役所は初代役所焼失の翌年である明治20年(1887)の再建、郡会議事堂は明治36年(1903)の再建である。 現存する旧郡役所は、木造平屋建で、屋根は寄棟造、桟瓦葺、建物全体の開口部にガラス戸が入る和風建築である。ロの字型の平面で、中央に中庭を設け、背面中央に郡長室を突出させる。郡長室からは、郡役所の北側を南北に通る道路を見通すことができる。旧郡役所の北東に現存する旧郡会議事堂は、木造2階建、主屋は寄棟造、桟瓦葺で、壁は下見板張りを基本とする洋風建築である。2階の大広間が郡会に使用された。また、旧郡役所の北西にある旧東田川電気事業組合倉庫及び土蔵は、全国で4例であった郡営電気事業が大正15年(1926)に組合運営に変わった後に建築されたものである。 以上のように、明治時代に施行された郡制の様子を具体的に示す遺跡として重要である。