国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
烏山城跡
ふりがな
:
からすやまじょうあと
指定12_烏山城跡報道提供用2吹貫門脇石垣(南東より)
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種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
戦国時代
年代
:
西暦
:
面積
:
253540.87 m
2
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
14
特別区分
:
指定年月日
:
2023.03.20(令和5.03.20)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
二.都城跡、国郡庁跡、城跡、官公庁、戦跡その他政治に関する遺跡
所在都道府県
:
栃木県
所在地(市区町村)
:
栃木県那須烏山市
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
指定12_烏山城跡報道提供用2吹貫門脇石垣(南東より)
解説文:
詳細解説
戦国時代に那須氏によって築かれた山城。発掘調査成果と古文書や絵図から、15世紀後半から江戸時代の城の構造と築城技術を知ることができることに加え、山城の形態や機能の変遷を知る上で重要である。
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
指定12_烏山城跡報道提供用2吹貫門脇石垣(南東より)
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指定12_烏山城跡報道提供用2吹貫門脇石垣(南東より)
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解説文
戦国時代に那須氏によって築かれた山城。発掘調査成果と古文書や絵図から、15世紀後半から江戸時代の城の構造と築城技術を知ることができることに加え、山城の形態や機能の変遷を知る上で重要である。
詳細解説▶
詳細解説
烏山城跡は、那須烏山市の中心部、那珂川右岸に連なる喜連川丘陵の一支脈上に位置し、標高206mの八高山の頂部と、それに連なる丘陵や斜面を利用して築かれた戦国時代から江戸時代にかけての山城跡である。 戦国時代の史料から、烏山城が那須氏の本拠であったことや、佐竹氏や宇都宮氏などの周辺大名による度重なる侵攻をすべて撃退するなど、堅固さを誇ったことが知られる。天正18(1590)の那須氏の改易以降、享保10年(1725)に大久保氏が移封されるまでの間、目まぐるしく城主の交代がなされるが、その間に記された史料や絵図から、城の構造の変遷が窺われ、そのことは那須烏山市教育委員会による発掘調査でも裏付けられた。 保存状態も極めて良好であり、戦国時代から江戸時代にかけての、城館の形態と変遷や築城技術を知る上で重要であるとともに、戦国時代の山城が有していた政務機能や領主や家臣団の生活の場としての機能が、江戸時代に山麓部へと移動する様子が縄張りの変化とともに理解することができることも重要である。