国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
山王塚古墳
ふりがな
:
さんのうづかこふん
指定13_山王塚古墳 山王塚古墳の遠景(南から)(川越市提供)
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種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
7世紀
年代
:
西暦
:
面積
:
8409.43 m
2
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
14
特別区分
:
指定年月日
:
2023.03.20(令和5.03.20)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
一.貝塚、集落跡、古墳その他この類の遺跡
所在都道府県
:
埼玉県
所在地(市区町村)
:
埼玉県川越市
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
指定13_山王塚古墳 山王塚古墳の遠景(南から)(川越市提供)
解説文:
詳細解説
我が国最大規模の上円下方墳であり、その形状や構築方法は、武蔵国の地域的な要素と畿内的な要素の双方が確認される。武蔵国における最終段階の大型古墳のひとつであり、大型古墳築造の終焉を考える上でも重要である。
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
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指定13_山王塚古墳 山王塚古墳の遠景(南から)(川越市提供)
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指定13_山王塚古墳 山王塚古墳の遠景(南から)(川越市提供)
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解説文
我が国最大規模の上円下方墳であり、その形状や構築方法は、武蔵国の地域的な要素と畿内的な要素の双方が確認される。武蔵国における最終段階の大型古墳のひとつであり、大型古墳築造の終焉を考える上でも重要である。
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詳細解説
山王塚古墳は武蔵野台地北端部、川越台の西側縁辺に立地する上円部の直径37m、下方部一辺69m、墳丘盛土の高さ5m、周溝を含めた規模一辺約90mの7世紀中葉以降に築造されたと考えられる我が国最大規模の上円下方墳である。 古墳は旧地表面を整地した後に、上円部、下方部・周溝の順で成形されている。また、墳丘は関東ロームを叩き締めて構築されている。埋葬主体は南に開口する奥行き9mの3室構造の横穴式石室にハの字状に開く長さ6mの前庭部が伴うもので、良質な関東ロームを叩き締めて構築した高さ1.8mの基壇状の盛土上に構築されている。 墳丘規模が大きいことや石室の構造は武蔵国の地域的特徴を示す反面、上円下方墳という形態は畿内との密接な関係を窺わせる。古墳の構築方法や技術が発掘調査によって、明らかにされたことが重要である。また、武蔵国における最終段階の大型古墳のひとつであり、大型古墳築造の終焉を考える上でも重要である。