国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
鹿児島城跡
ふりがな
:
かごしまじょうあと
指定17_鹿児島城跡 航空写真(鹿児島県提供)
写真一覧▶
地図表示▶
解説表示▶
種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
江戸時代
年代
:
西暦
:
面積
:
136449.37 m
2
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
17
特別区分
:
指定年月日
:
1994.06.03(平成6.06.03)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
2023.03.20(令和5.03.20)
指定基準
:
二.都城跡、国郡庁跡、城跡、官公庁、戦跡その他政治に関する遺跡
所在都道府県
:
鹿児島県
所在地(市区町村)
:
鹿児島県鹿児島市
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
指定17_鹿児島城跡 航空写真(鹿児島県提供)
解説文:
詳細解説
鹿児島城跡は、シラス台地の南端に築かれた中世山城である上山城跡(城山)を中心とし、近世にはその麓が島津氏の居城として拡張された。近代には西南戦争も経験した重要な城郭である。
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
指定17_鹿児島城跡 航空写真(鹿児島県提供)
写真一覧
指定17_鹿児島城跡 航空写真(鹿児島県提供)
Loading
Zeom Level
Zoom Mode
解説文
鹿児島城跡は、シラス台地の南端に築かれた中世山城である上山城跡(城山)を中心とし、近世にはその麓が島津氏の居城として拡張された。近代には西南戦争も経験した重要な城郭である。
詳細解説▶
詳細解説
鹿児島城跡は、鹿児島市街地を取り囲むシラス台地の南端部に築かれた中世山城である「城山」地区(上山城跡)、その南東面の麓にある近世の「居館」地区、俊寛堀と吉野堀、鹿児島湾に囲まれた外郭である「城下」地区で構成される。鹿児島藩主島津家12代の居城となった近世城郭である。 江戸時代前期は本丸・二之丸は「城山」にあると認識されていたが、8代藩主島津重豪以降、次第に城山の麓の「居館」地区を本丸、二之丸とする認識が定着する。発掘調査では、城山の大手口において「侍屋敷」に関係すると考えられる17世紀代の石列等、本丸では御殿の建物や築山・池といった庭園遺構、能舞台の橋掛り等が確認された。西南戦争では鹿児島城も戦場となり、建物が焼失、御楼門周辺の石垣にも砲弾痕、銃弾痕が残っている。 このように、鹿児島城跡は、中世上山城を城の中心とし、近世にはその麓が島津氏の居城として拡張され、さらに近代の西南戦争も経験した重要な城郭である。