国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
サンニヌ台
ふりがな
:
さんにぬだい
サンニヌ台 通称「カニマチサヤ」(与那国町提供)
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種別1
:
天然記念物
種別2
:
名勝
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
317913.42 m
2
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
18
特別区分
:
指定年月日
:
2024.02.21(令和6.02.21)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
所在都道府県
:
沖縄県
所在地(市区町村)
:
沖縄県八重山郡与那国町
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
サンニヌ台 通称「カニマチサヤ」(与那国町提供)
解説文:
詳細解説
断層や節理の発達する砂岩層が風化・侵食を受けて形成された地形と優れた風致景観。
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
サンニヌ台 通称「カニマチサヤ」(与那国町提供)
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サンニヌ台 通称「カニマチサヤ」(与那国町提供)
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解説文
断層や節理の発達する砂岩層が風化・侵食を受けて形成された地形と優れた風致景観。
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詳細解説
サンニヌ台は、与那国島東部の南東岸に位置し、急崖や台地状の地形が約1.3kmにわたって展開する岩石海岸である。連続する断崖と特徴的な階段状の地形は、砂泥互層の地層面と、地層を直線的に破断する節理と断層に沿って、風波による侵食や崩落が繰り返されて形成される。その地質は、ユーラシア大陸から運ばれた砂や泥等を起源とし、海底に生息した生物の多種多様な生活痕等(生痕化石)が極めて良好に保存されている。ウニ類や環形動物などの食べ歩き痕(移動摂食痕)、甲殻類の巣穴化石(居住痕)、魚類が海底に形成した凹地の化石(休息痕)などがある。また、断層は、その発達過程や要因を明らかにするために必要な構造が欠くことなく良好に保存されており、与那国島のみならず琉球列島の変遷を知るために貴重である。一帯のすぐれた風致景観は、東方に位置する軍艦岩、サンニヌ台、そこから1km余り南西に続いて断崖を成すカニマチサヤと呼ばれる海岸、そして、西端の立神岩とそれに相対するウブイティディと呼ばれる海岸から成り、伝承なども語り継がれており、観賞上の価値が高い。