国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
東氏館跡及び篠脇城跡
ふりがな
:
とうしやかたあとおよびしのわきじょうあと
東氏館跡
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種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
室町時代後期から戦国時代
年代
:
西暦
:
面積
:
116498.0 m
2
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
12
特別区分
:
指定年月日
:
2024.10.11(令和6.10.11)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
二.都城跡、国郡庁跡、城跡、官公庁、戦跡その他政治に関する遺跡
所在都道府県
:
岐阜県
所在地(市区町村)
:
岐阜県郡上市
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
東氏館跡
解説文:
詳細解説
山麓から山上に移った室町幕府奉公衆の東(とう)氏の館と撤退後に造られた山城
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
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東氏館跡
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東氏館跡
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解説文
山麓から山上に移った室町幕府奉公衆の東(とう)氏の館と撤退後に造られた山城
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詳細解説
東氏館跡及び篠脇城跡は、東国御家人千葉氏の一族で室町幕府奉公(ほうこう)衆(しゅう)の東(とう)氏(し)が在国するにあたり築いた館跡と、背後の標高486mの篠(しの)脇山(わきやま)に築いた山上(さんじょう)居館(きょかん)及び東氏撤退後に城郭化された城跡である。15世紀中葉以降に東氏により、栗(くり)巣(す)川(がわ)左岸の河岸段丘上に、園池や礎石・掘立柱建物、溝などを配した館が建設された。館は、16世紀前葉の火災により廃絶し、一方山上部は16世紀初頭に、それまで「山亭」等の施設が設営されていた篠脇山山頂の平坦面に、周囲を塀で囲い池や礎石建物を構える山上居館が築かれ拠点が移った。饗応に用いられた土師器皿や、青白磁等の高級陶磁器類が出土し、山上の居館として機能していたことが判明する。16世紀中葉、東氏が撤退した後に、山上の主郭は、池状遺構が埋め立てられ出入口が閉塞されるなど、居館としての機能が停廃され、主郭の周囲に切(きり)岸(ぎし)と畝状(うねじょう)空堀群(からぼりぐん)が取り囲み、南方の登城に対する堀切などを持つ堅牢な城郭に、全体が再構築される。庭園を備えた山麓の居館から山上へ移り、そして発達した山城の造営という、15世紀中葉から16世紀中葉にかけての国人(こくじん)クラスの武家拠点の変遷が判明し、美濃国北部をめぐる政治勢力の様相を知るために重要な遺跡である。