国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
越高遺跡
ふりがな
:
こしたかいせき
7-4-2. 炉跡検出状況(A 地点)(対馬市提供)
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種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
縄文時代早期末から前期
年代
:
西暦
:
面積
:
4504.0 m
2
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
23
特別区分
:
指定年月日
:
2025.03.10(令和7.03.10)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
一.貝塚、集落跡、古墳その他この類の遺跡
所在都道府県
:
長崎県
所在地(市区町村)
:
長崎県対馬市
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
7-4-2. 炉跡検出状況(A 地点)(対馬市提供)
解説文:
詳細解説
縄文時代早期から前期における九州と半島との交流を示す遺跡として重要。
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
7-4-2. 炉跡検出状況(A 地点)(対馬市提供)
7-4-1.越高遺跡航空写真(北東から)(対馬市提供)
7-4-3.隆起文土器出土状況(B 地点)(対馬市提供)
7-4-4.炉内遺物出土状況(2017 年)(対馬市提供)
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7-4-2. 炉跡検出状況(A 地点)(対馬市提供)
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7-4-1.越高遺跡航空写真(北東から)(対馬市提供)
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7-4-3.隆起文土器出土状況(B 地点)(対馬市提供)
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7-4-4.炉内遺物出土状況(2017 年)(対馬市提供)
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解説文
縄文時代早期から前期における九州と半島との交流を示す遺跡として重要。
詳細解説▶
詳細解説
長崎県対馬市上県町越高(対馬北西部)の海岸に位置する縄文時代早期末から前期にかけて(約7,100 年前~6,400 年前)の遺跡である。A 地点と尾根を挟んで約50m離れたB地点の2地点で構成され、A 地点の海岸部では朝鮮半島南部の韓国釜山広域市の東三貝塚や凡方貝塚に類例のある約1.1m 四方の方形の板石を組み合わせた炉跡が見つかっている他、両地点で出土する土器の大半が、韓国新石器時代早期の隆起文土器で占められる。一方で、隆起文土器の胎土は、対馬産のものが含まれており、さらに九州産の黒曜石やサヌカイト製の石器が確認されている。 これらのことから、朝鮮半島南部の土器文化に影響を受けつつも、九州の人々との交流をうかがわせる人々によって形成された遺跡であると考えられる。 本遺跡は、対馬に形成された遺跡としては、最も古い時期の遺跡であり、本地域の縄文時代文化の在り方を示すのみならず、現在、朝鮮半島と九州とつなぐ国境の島である対馬の文化的特質の起点となる遺跡として、重要である。