国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
香坂山遺跡
ふりがな
:
こうさかやまいせき
2 香坂山遺跡 2021年F区石刃製作跡検出状況
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種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
後期旧石器時代初頭
年代
:
西暦
:
面積
:
2958.31 m
2
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
78
特別区分
:
指定年月日
:
2025.09.18(令和7.09.18)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
一.貝塚、集落跡、古墳その他この類の遺跡
所在都道府県
:
長野県
所在地(市区町村)
:
長野県佐久市
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
2 香坂山遺跡 2021年F区石刃製作跡検出状況
解説文:
詳細解説
現生人類の日本列島への拡散の実態を示す、後期旧石器時代初頭の遺跡
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
2 香坂山遺跡 2021年F区石刃製作跡検出状況
4 香坂山遺跡 香坂山遺跡から佐久平を望む
香坂山遺跡 航空写真(南から)
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2 香坂山遺跡 2021年F区石刃製作跡検出状況
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4 香坂山遺跡 香坂山遺跡から佐久平を望む
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香坂山遺跡 航空写真(南から)
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解説文
現生人類の日本列島への拡散の実態を示す、後期旧石器時代初頭の遺跡
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詳細解説
香坂山遺跡は、長野、群馬県境に連なる八風山(はっぷうさん)山腹に位置する後期旧石器時代初頭の遺跡である。平成9年に長野県による上信越自動車道建設に伴う発掘調査で発見され、令和2~3年に奈良文化財研究所により行われた発掘調査により、八風山で産出するガラス質黒色安山岩を用いた石器群が検出された。 石器は大型石刃(おおがたせきじん)や尖頭形剝片(せんとうけいはくへん)、刃部磨製石斧(じんぶませいせきふ)等からなり、石刃製作跡や礫群(れきぐん)、炭化物集中が発見された。これらは約3.5万年前の八ヶ岳新期第4テフラよりも下位の層から出土したこと、また、石器集中地点内で採取された炭化物の放射性炭素年代測定の結果、較正年代で3.6~3.7万年前の数値が得られたことから、後期旧石器時代初頭の石器群と位置付けられた。また、検出された遺構から、香坂山遺跡が石器製作だけではなく、生活の場としても利用されたことも明らかとなった。 出土した石器の組成は、ユーラシア大陸の後期旧石器時代初頭石器群と共通するとの指摘もあり、現生人類が日本列島に出現した後期旧石器時代初頭の人類行動を考える上で重要であるとともに、大陸由来である石刃石器群の実態を考える上で重要である。