国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
高瀬渓谷の噴湯丘と球状石灰石
ふりがな
:
たかせけいこくのふんとうきゅうときゅうじょうせっかいせき
いまもっともさかんに活動する東潟の噴湯丘(これも湯量が減少している)
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種別1
:
天然記念物
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
270
特別区分
:
特別以外
指定年月日
:
1922.10.12(大正11.10.12)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
(一)岩石、鉱物及び化石の産出状態,(七)岩石の組織
所在都道府県
:
長野県
所在地(市区町村)
:
大町市大字平
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
いまもっともさかんに活動する東潟の噴湯丘(これも湯量が減少している)
解説文:
詳細解説
高瀬ダムから高瀬川を遡ること数時間,槍ヶ岳を源流とする水俣川と湯俣川の合流点に達する。ここから湯俣川をわずかに遡った左岸に噴湯丘が展開する。段丘上の噴湯丘は,噴気が止んで崩れかけているが,河岸には現在も噴湯丘が成長しつつある。河岸の斜面に上り,クリーム色の噴湯丘の頂部を覗くと,直径数十cmの湯溜まりの中で,わずかにピンクがかった熱湯が勢いよく沸き上がっている。周辺の川の中を歩いてみると,至る所で湯が沸き出しており,噴湯丘の発達の様々なステージを観察することができる。球状石灰岩は,古い噴湯丘の中にも,現在活動している噴湯丘にもみられる。泉温は噴湯丘で約85℃,まわりの湧出口では80~50℃。
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
添付ファイル
なし
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いまもっともさかんに活動する東潟の噴湯丘(これも湯量が減少している)
ほとんど噴湯の消滅した西方の噴湯丘
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いまもっともさかんに活動する東潟の噴湯丘(これも湯量が減少している)
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ほとんど噴湯の消滅した西方の噴湯丘
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解説文
高瀬ダムから高瀬川を遡ること数時間,槍ヶ岳を源流とする水俣川と湯俣川の合流点に達する。ここから湯俣川をわずかに遡った左岸に噴湯丘が展開する。段丘上の噴湯丘は,噴気が止んで崩れかけているが,河岸には現在も噴湯丘が成長しつつある。河岸の斜面に上り,クリーム色の噴湯丘の頂部を覗くと,直径数十cmの湯溜まりの中で,わずかにピンクがかった熱湯が勢いよく沸き上がっている。周辺の川の中を歩いてみると,至る所で湯が沸き出しており,噴湯丘の発達の様々なステージを観察することができる。球状石灰岩は,古い噴湯丘の中にも,現在活動している噴湯丘にもみられる。泉温は噴湯丘で約85℃,まわりの湧出口では80~50℃。
詳細解説▶
詳細解説
高瀬ダムから高瀬川を遡ること数時間,槍ヶ岳を源流とする水俣川と湯俣川の合流点に達する。ここから湯俣川をわずかに遡った左岸に噴湯丘が展開する。段丘上の噴湯丘は,噴気が止んで崩れかけているが,河岸には現在も噴湯丘が成長しつつある。河岸の斜面に上り,クリーム色の噴湯丘の頂部を覗くと,直径数十cmの湯溜まりの中で,わずかにピンクがかった熱湯が勢いよく沸き上がっている。周辺の川の中を歩いてみると,至る所で湯が沸き出しており,噴湯丘の発達の様々なステージを観察することができる。球状石灰岩は,古い噴湯丘の中にも,現在活動している噴湯丘にもみられる。泉温は噴湯丘で約85℃,まわりの湧出口では80~50℃。 天然紀念物調査報告(鑛物之部)第一輯 一八二頁 参照 岩酸石灰ヲ含有スル湯泉湧出シテ其ノ噴出口ノ周囲ニ沈澱物堆積シ噴湯丘ヲ作ル又球状石灰石ハ温泉ノ沈澱物ニシテ現ニ成生スルモノアリ本邦ニハ既知ノモノ甚ダ少シトス
関連情報
指定等後に行った措置
1957.07.31(昭和32.07.31)
関連情報
指定等後に行った措置
異動年月日
:
1957.07.31(昭和32.07.31)
異動種別1
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名称変更
異動種別2
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異動種別3
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異動内容
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