国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
熊山遺跡
ふりがな
:
くまやまいせき
熊山遺跡
写真一覧▶
地図表示▶
詳細解説表示▶
種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
59
特別区分
:
特別以外
指定年月日
:
1956.09.27(昭和31.09.27)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
三.社寺の跡又は旧境内その他祭祀信仰に関する遺跡
所在都道府県
:
岡山県
所在地(市区町村)
:
赤磐市奥吉原
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
熊山遺跡
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
熊山遺跡
写真一覧
熊山遺跡
Loading
Zeom Level
Zoom Mode
詳細解説
標高570メートルを有する熊山の山巓の平坦地域の一部に存する割石によって構成された壇の遺構で一辺約11.4メートルを有する方形の基壇上に築かれている。第1の壇は一辺の長さ約7.70メートル、高さ約1.18メートル、第2壇は一辺の長さ約5.10メートル、高さ約1.26メートルでそれぞれの側面の中央に石龕を設けている。第3壇は一辺の長さ約3.55メートル、高さ約1メートルを有する。曽て上壇の上面のほぼ中央部が発掘の厄にあい、一種の石室の遺構の中に陶製筒形容器と三彩の小陶壷とが蔵置されていたことが知られた。 この遺構は鑑眞和尚によって開基された戒壇跡ともいわれているが、奈良市頭塔、大阪府堺市土塔と同様の性格をもつもので、奈良時代における仏教的施設の遺構と認められ類例稀なものとして学術上の価値が高い。