国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
千屋断層
ふりがな
:
せんやだんそう
千屋断層
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種別1
:
天然記念物
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
特別区分
:
指定年月日
:
1995.02.14(平成7.02.14)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
(三)地層の摺曲及び衝上,(五)地震断層など地塊運動に関する現象
所在都道府県
:
秋田県
所在地(市区町村)
:
仙北郡美郷町
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
千屋断層
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
千屋断層
千屋断層
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千屋断層
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千屋断層
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詳細解説
千屋断層は、奥羽山脈の西麓の平野部との境界部に位置し、南北方向におよそ40キロメートルにわたり断続する。 この断層は、山側が平野側に対して低角でのし上げる逆断層であり、垂直落差は千畑町一丈木で最大3・5メートルに達する。トレンチ調査の結果のよれば、千屋断層の再来周期は数千年、断層の変位速度は、23200年あたり20メートルとされている。 奥羽山脈が山として存在することは、この断層の運動で示されるような山側が隆起するような地殻変動が、過去幾度となく繰り返されてきた結果であり、現在の東北地方の大地形の形成メカニズムを示す断層として重要である。 千屋断層は、東北日本日本海側の地域が過去200万年以上にわたって被ってきた、プレートによる東西方向の圧縮を如実に示す断層の典型であり、その学術的価値は極めて高い。 断層地形の特に明瞭な千屋断層については、秋田県指定天然記念物として指定されているが、この範囲を国指定し、東北地方の大地形の形成メカニズムを示す代表的なものの一つとして、その保存を図ろうとするものである。