史跡名勝天然記念物
 主情報
名称 夏島貝塚
ふりがな なつしまかいづか
夏島貝塚
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種別1 史跡
種別2
時代
年代
西暦
面積
その他参考となるべき事項
告示番号
特別区分
指定年月日 1972.01.27(昭和47.01.27)
特別指定年月日
追加年月日
指定基準 一.貝塚、集落跡、古墳その他この類の遺跡
所在都道府県 神奈川県
所在地(市区町村) 横須賀市夏島
保管施設の名称
所有者種別
所有者名
管理団体・管理責任者名
夏島貝塚
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解説文:
 夏島は三浦半島の東京湾に面した海岸寄りに所在する。かつては孤島であったが、旧日本軍の基地となって以来、埋め立てが行なわれ、現在は陸続きになっている。貝塚は島の南部と東斜面の3か所に存在する。昭和25年、30年の2回にわたり発掘調査が実施され、日本最古の貝塚の一つであることが確認された。
 貝塚は関東ローム層上に堆積し、繩文時代早期の遺物が層位的に検出され、とくに下層から出土した土器の一群には夏島式土器の名称がつけられ、その標準遺跡となった。貝層下のローム層上面から炉跡が発見され、遺物散布地も認められるので、住居跡の存在することが想定される。
 また、下部貝層の貝類、木炭片による放射性炭素(C14)の年代測定の結果、カキの貝殻は9450年±400年、木炭は9240年±500年以前という数値が計測され、学会で有名になった。本島は当時の生活環境をよく保存しているので、島全域を指定するものである。
関連情報
    (情報の有無)
  指定等後に行った措置 なし
  添付ファイル なし