国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
登録記念物
主情報
名称
:
旧梶村氏庭園
ふりがな
:
きゅうかじむらしていえん
表門からみた主庭園
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詳細解説表示▶
種別1
:
登録記念物(名勝地関係)
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
登録番号
:
登録年月日
:
2012.01.24(平成24.01.24)
追加年月日
:
登録基準
:
一 造園文化の発展に寄与しているもの
所在都道府県
:
岡山県
所在地(市区町村)
:
保管施設の名称
:
所有者種別
:
津山市
所有者名
:
津山市
管理団体・管理責任者名
:
表門からみた主庭園
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
表門からみた主庭園
階上から見た池泉庭園
滝石組と池泉
滝石組背面のコンクリート基礎
写真一覧
表門からみた主庭園
写真一覧
階上から見た池泉庭園
写真一覧
滝石組と池泉
写真一覧
滝石組背面のコンクリート基礎
詳細解説
近世津山藩の城下町に存在する住宅庭園である。近世末期から昭和初期にかけて主な建築が完成し,茶室の周辺の露地庭(ろじにわ)とともに主屋(しゅおく)の座敷に面して石組の池泉(ちせん)庭園が設けられた。 特に,池泉の西南隅部に築かれた石組の築山(つきやま)と滝石組(たきいしぐみ)が注目される。地盤の高まりを造り,その強度を維持するために,敷地の西南隅部にL字形のコンクリート擁壁を設け,その上面と前面に大規模な巨石からなる滝石組を造っている。大小の石の間隙(かんげき)には灌木(かんぼく)や下草(したくさ)があしらわれ,湧き落ちる水の流れとともに,深山幽谷(しんざんゆうこく)を象(かたど)った築山及び石組の形姿には,力強さと独特の意匠が見られる。当地に伝わった近代の庭園文化の一端を知る上で意義深い事例である。