国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
登録記念物
主情報
名称
:
ハナンダー(自然橋)
ふりがな
:
はなんだー(しぜんばし)
ハナンダー(自然橋)
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種別1
:
登録記念物(名勝地関係)
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
1236.17 m
2
その他参考となるべき事項
:
登録番号
:
登録年月日
:
2021.03.26(令和3.03.26)
追加年月日
:
登録基準
:
所在都道府県
:
沖縄県
所在地(市区町村)
:
沖縄県島尻郡八重瀬町
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
ハナンダー(自然橋)
解説文:
詳細解説
琉球石灰岩の侵食や陥没などによって形成された,長さ約30m,幅約10mの自然の橋で,下を流れる白水川(しらみずがわ)の水面から橋の上面までの高さは8mほどある。古くから景勝地として地元住民に親しまれ,また現在でも住民が日常的に通行している。
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
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ハナンダー(自然橋)
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ハナンダー(自然橋)
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解説文
琉球石灰岩の侵食や陥没などによって形成された,長さ約30m,幅約10mの自然の橋で,下を流れる白水川(しらみずがわ)の水面から橋の上面までの高さは8mほどある。古くから景勝地として地元住民に親しまれ,また現在でも住民が日常的に通行している。
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詳細解説
八重瀬町南部の具志頭(ぐしちゃん)集落にある天然の琉球石灰岩の橋は「ハナンダー」または「自然橋」と呼ばれており,その下を白水川(しらみずがわ)が流れる。元々洞穴だったところが崩壊した残部か,あるいは長い歳月をかけて風雨等の影響により琉球石灰岩が侵食を受けて形成されたものと考えられている。 ハナンダーは,長さ約30m,幅約10mで,水面から橋上の路面までの高さは約8mある。アーチ部分については,川の上下流から見た時,水面から天井までの高さが5~7m,幅は十数mあり,アーチの下部には長さ10~40cmのつらら石のほか,カーテン状の鍾乳石,流れのような模様のあるフローストーン(流華石)等が見られる。 ハナンダーは古くは交通の要所であり,地域住民にとっては暮らしと深く関わる生活道路であった。また地元では通行のための橋としてだけでなく,自然がつくりだした独特な風景の一部として認知され親しまれてきた。 ハナンダーは天然に形成された琉球石灰岩の橋で,古くから地域住民に親しまれ,現在まで変わらぬ景勝地として意義深い。