国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
登録記念物
主情報
名称
:
上林の風穴
ふりがな
:
かみはやしのかざあな
登録名勝地「風穴」・遠景・東温市
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種別1
:
登録記念物(名勝地関係)
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
801.67 m
2
その他参考となるべき事項
:
登録番号
:
44-2-0009
登録年月日
:
2025.03.10(令和7.03.10)
追加年月日
:
登録基準
:
所在都道府県
:
愛媛県
所在地(市区町村)
:
愛媛県東温市
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
登録名勝地「風穴」・遠景・東温市
解説文:
詳細解説
皿ヶ峰斜面地に堆積した巨礫の隙間から夏季の冷気噴出で独特な風致景観をなす名勝地
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
登録名勝地「風穴」・遠景・東温市
登録名勝地「風穴」・安山岩(横)・東温市
登録名勝地「風穴」・近焦点・東温市
登録名勝地「風穴」・安山岩(縦)・東温市
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登録名勝地「風穴」・安山岩(縦)・東温市
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解説文
皿ヶ峰斜面地に堆積した巨礫の隙間から夏季の冷気噴出で独特な風致景観をなす名勝地
詳細解説▶
詳細解説
上林の風穴は、松山平野の東部南側にそびえる皿ヶ峰(さらがみね)(標高1,271m)の北斜面の上(かみ)林(はやし)地区に所在し、標高960m付近に位置する。四国最高峰の石鎚山(標高1,982m)から南東に伸びる皿ヶ峰の連峰は、南斜面が緩やかであるのに対して、平野に面する北斜面は急傾斜を成し、懸崖に数多くの滝が見られるとともに、石鎚層群に由来する安山岩の巨岩や土砂による崖錐がところどころに発達して緩斜面が形成されている。風穴は、こうした急斜面から緩斜面に移行する地帯にあり、差し渡り2mを超える巨礫を含む岩塊堆積物の内部に溜まっている空気の温度の年較差が外部と比べて小さいことによって、冬季には崖錐上部に、そして、夏季には崖錐下部から空気が吹き出す現象が生じるものと考えられる。特に夏季には、風穴の周辺に冷気が漂うとともに、崖錐の内気が外気と接触することで霧が白く発生し、鬱蒼とした林床に苔むした巨礫の折り重なる様子と相俟って、印象的な風致景観を成す。夏季に冷気が立ち籠めるこの場所は、山を南に越える往来があって古くから地域住民には知られており、遠足地としても親しまれてきた。皿ヶ峰の北斜面に固有の地形や地質を反映した特徴ある自然現象を生じる場所であり、近年において広く親しまれる景勝地として意義深い。