国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
登録記念物
主情報
名称
:
浮月楼庭園
ふりがな
:
ふげつろうていえん
【静岡市浮月楼庭園報道写真】茶室横から本館側を見る①
写真一覧▶
地図表示▶
解説表示▶
種別1
:
登録記念物(名勝地関係)
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
4720.57 m
2
その他参考となるべき事項
:
登録番号
:
22-2-0003
登録年月日
:
2025.09.18(令和7.09.18)
追加年月日
:
登録基準
:
所在都道府県
:
静岡県
所在地(市区町村)
:
静岡県静岡市
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
【静岡市浮月楼庭園報道写真】茶室横から本館側を見る①
解説文:
詳細解説
明治初期に徳川慶喜(とくがわよしのぶ)の邸宅にあった園池を元とする庭園
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
【静岡市浮月楼庭園報道写真】茶室横から本館側を見る①
【静岡市浮月楼庭園報道写真】石碑「和寛」(徳川慶喜再訪の碑)
【静岡市浮月楼庭園報道写真】池泉から芝生及び明輝館を見る
【静岡市浮月楼庭園報道写真】池泉から本館及び稲荷社側を見る
【静岡市浮月楼庭園報道写真】池泉にかかる木橋
【静岡市浮月楼庭園報道写真】茶室横から本館側を見る②
写真一覧
【静岡市浮月楼庭園報道写真】茶室横から本館側を見る①
写真一覧
【静岡市浮月楼庭園報道写真】石碑「和寛」(徳川慶喜再訪の碑)
写真一覧
【静岡市浮月楼庭園報道写真】池泉から芝生及び明輝館を見る
写真一覧
【静岡市浮月楼庭園報道写真】池泉から本館及び稲荷社側を見る
写真一覧
【静岡市浮月楼庭園報道写真】池泉にかかる木橋
写真一覧
【静岡市浮月楼庭園報道写真】茶室横から本館側を見る②
Loading
Zeom Level
Zoom Mode
解説文
明治初期に徳川慶喜(とくがわよしのぶ)の邸宅にあった園池を元とする庭園
詳細解説▶
詳細解説
浮月楼庭園は、静岡市の中心街にある駿府城跡(すんぷじょうあと)の南に位置する。江戸時代には代官屋敷があったところで、明治の初めから20年ほど、徳川慶喜(とくがわよしのぶ)(1837~1913)が居住した。慶喜が去った後、敷地の大部分が保存され、料亭となった。明治25年(1892)と昭和15年(1940)の二度の大火で建築が焼失したが、その都度再建された。しかし、昭和20年6月の空襲により再び建築が焼失し、その後昭和25年に、本館跡に数寄屋風の明輝館(めいきかん)が建てられ、現在まで残る。 庭園は、東西最大約60m、南北最大約40mの園池を中心とし、その西側に明輝館、園池と明輝館の間に傾斜のある芝生部分を設ける。これらの配置は、基本的に慶喜が居住した時期のものが引き継がれてきた。園池の南岸には、池に突き出る形で茶室が建ち、園池北側には長さ約17mの橋が架かる。また、南西部に明治35年(1902年)の徳川慶喜再訪時の様子を記した石碑が建つ。 浮月楼庭園は明治初期に徳川慶喜の邸宅にあった園池を元とし、大火や戦災に遭いながらも今日まで継承されてきた庭園で、造園文化の発展に寄与した意義深い事例である。