国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
登録記念物
主情報
名称
:
旧豊山閣庭園(旧旅館田川)
ふりがな
:
きゅうほうざんかくていえん(きゅうりょかんたがわ)
旧豊山閣庭園(旧旅館田川)・庭園西側(南西方面)引き(北から)
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種別1
:
登録記念物(名勝地関係)
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
2556.64 m
2
その他参考となるべき事項
:
登録番号
:
40-2-0003
登録年月日
:
2025.09.18(令和7.09.18)
追加年月日
:
登録基準
:
所在都道府県
:
福岡県
所在地(市区町村)
:
福岡県北九州市
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
旧豊山閣庭園(旧旅館田川)・庭園西側(南西方面)引き(北から)
解説文:
詳細解説
明治中期に炭鉱経営者によって造られ、昭和中期に現在の形に整えられた庭園
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
旧豊山閣庭園(旧旅館田川)・庭園西側(南西方面)引き(北から)
旧豊山閣庭園(旧旅館田川)・ホテル棟から庭園正面(南)を臨む
旧豊山閣庭園(旧旅館田川)・ホテル棟から庭園西側(南西方面)を臨む
旧豊山閣庭園(旧旅館田川)・ホテル棟から庭園東側(北東方面)を臨む
旧豊山閣庭園(旧旅館田川)・庭園西側の石組み護岸と石橋(北から)
旧豊山閣庭園(旧旅館田川)・庭園東部の飛石と雪見燈籠(北から)
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旧豊山閣庭園(旧旅館田川)・庭園西側(南西方面)引き(北から)
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旧豊山閣庭園(旧旅館田川)・庭園西側の石組み護岸と石橋(北から)
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旧豊山閣庭園(旧旅館田川)・庭園東部の飛石と雪見燈籠(北から)
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解説文
明治中期に炭鉱経営者によって造られ、昭和中期に現在の形に整えられた庭園
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詳細解説
旧豊山閣庭園は北九州市小倉北区の古船場町(ふるせんばまち)沿いを流れる神嶽川(かんたけがわ)東岸に位置する。 豊国(ほうこく)炭鉱を経営していた山本貴三郎(やまもときさぶろう)(1846~1899)は明治22年(1889)に古船場町に邸宅を構えたが、明治32年(1899)に急死し、その後大正4年(1915)に実業家の小林徳一郎(こばやしとくいちろう)(1870~1956)が邸宅を購入する。小林は山本が急死する数年前から古船場町に居住し、山本の世話で実業家になった人物であった。小林は、豊国炭鉱と山本貴三郎から一字ずつ取り、購入した邸宅を「豊山閣(ほうざんかく)」と名付けた。豊山閣は昭和24年(1949)に売却され旅館となり、現在も宿泊施設として営業を続けている。 旧豊山閣庭園は、東西約40m、南北約20mの石組護岸の園池を中心とし、園池の東に滝を設け、南からは流れがつながっている。園池の周囲には飛石や砂利敷きの園路がめぐり、植栽は、マツ類を中心に、マキ類、カエデ類、ホルトノキ等の高木、サツキツツジ等の低木が植えられている。 旧豊山閣庭園は炭鉱経営者が造営した庭園を元とし、その後宿泊施設の庭園として現在まで受け継がれてきたもので、造園文化の発展に寄与した意義深い事例と言える。