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詳細解説

名称:阿弥陀寺の湯屋 附 旧鉄湯釜 旧鉄湯舟残欠

 阿弥陀寺の湯屋は、重源によって阿弥陀寺が建立された際に、建てられたといわれている施浴を行う施設である。
 桁行は10.53m、梁間は4.5mで、桟瓦葺平屋建の覆屋をもつ。その内部は、釜場と洗い場と脱衣室からなる。施浴方法は、鉄湯釜で沸かした湯を石製の湯舟に汲み取り、石敷きの洗い場で浴びる方法で、「取り湯」と呼ばれ、毎年開山忌にあたる7月14、15の両日(現在は7月の第四土・日曜日)に行なわれてきた。
 現在使用されている鉄湯釜と石製湯舟には、文政11(1828)年銘(鉄湯釜)と文政3(1820)年銘(石製湯舟)がみられるが、これとは別に鎌倉時代のものと伝えられる鉄湯釜と鉄湯舟(残欠)も保存されており、中世からの施浴の様式をうかがうこともできる。我が国の施浴の習俗を考える上で重要なものである。


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