国宝・重要文化財(建造物)
 各棟情報
名称 専称寺
ふりがな せんしょうじ
棟名 庫裏
棟名ふりがな くり
専称寺 庫裏
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員数 1棟
種別 近世以前/寺院
時代 江戸中期
年代 元禄13
西暦 1700
構造及び形式等 桁行18.2m、梁間10.3m、一重、一部2階、寄棟造、西面及び北面下屋付、南面玄関附属、茅及び桟瓦葺
創建及び沿革
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
指定番号 02445
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2004.07.06(平成16.07.06)
国宝指定年月日
追加年月日
重文指定基準1 (一)意匠的に優秀なもの
重文指定基準2 (三)歴史的価値の高いもの
所在都道府県 福島県
所在地 福島県いわき市平山崎字梅福山
保管施設の名称
所有者名 専称寺
所有者種別
管理団体・管理責任者名
専称寺 庫裏
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解説文:
専称寺はいわき市東部にあり,応永2年(1395)に開創された浄土宗寺院である。東面して総門を構え,その奥の小高い山の頂上付近に主要伽藍を配する。
 寛文8年(1668)に伽藍の大半を焼失したが,漸次伽藍を復興した。本堂は桁行11間,梁間9間の規模を有し,寛文11年(1671)の再建と伝える。茅葺の庫裏は元禄3年(1690)の再建,総門は近世前期の細部意匠がみられる。
 専称寺は東北地方における浄土宗の中心で,有数の檀林となった寺院であり,本堂や庫裏の規模はその格の高さを示している。
 本堂は広く開放的な外陣や閉鎖的な内陣,その両脇に説戒堂などの部屋をもつ特徴的な空間構成になるとともに,華美に陥らない落ち着いた意匠をもつ。庫裏や総門など主要建物が残る点も重要である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  添付ファイル なし