国宝・重要文化財(建造物)
 各棟情報
名称 松榮家住宅
ふりがな まつばえけじゅうたく
棟名 主屋
棟名ふりがな おもや
主屋(撮影・小野吉彦)
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員数 1棟
種別 近代/住居
時代 明治
年代 明治44
西暦 1911
構造及び形式等 主体部、座敷部、客間部、仏間部からなる
主体部 木造、建築面積238.37㎡、一部二階建
座敷部 木造、建築面積114.31㎡
客間部 木造、建築面積40.15㎡
仏間部 木造、建築面積53.91㎡
総桟瓦葺
創建及び沿革
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
指定番号 2681
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2018.08.17(平成30.08.17)
国宝指定年月日
追加年月日
重文指定基準1 (五)流派的又は地方的特色において顕著なもの
重文指定基準2
所在都道府県 新潟県
所在地 新潟県佐渡市相川三町目浜町8番地
保管施設の名称
所有者名
所有者種別
管理団体・管理責任者名
主屋(撮影・小野吉彦)
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解説文:
 松榮家住宅は佐渡市西部の海岸近くに所在する,鉱山や廻船で繁栄した相川を代表する豪商の住宅である。
主屋と,後方に並ぶオモ蔵,新蔵は明治44年に上棟され,2棟の蔵は大きな鞘で一体的に覆われている。主屋の平面構成は佐渡の町家の基本形式にならいながら,重厚な軸部やオエと土間の広壮な吹抜など,雄大な内部空間を実現している。また座敷や仏間を主体部から独立させて拡充しつつ,各室を瀟洒な意匠で整えるなど,近代的な拡張,発展の様相を良好に示している。平面計画や優れた空間構成に,近代佐渡における町家建築の発展形態を示す,雄大かつ上質な住宅として,高い価値が認められる。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定
  添付ファイル なし