国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
金蓮寺弥陀堂
ふりがな
:
こんれんじみだどう
棟名
:
棟名ふりがな
:
金蓮寺阿弥陀堂
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
鎌倉後期
年代
:
鎌倉後期
西暦
:
1275-1332
構造及び形式等
:
桁行三間、梁間三間、一重、寄棟造、正面一間通り庇、左側面後部二間庇、
すがる破風造、檜皮葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00181
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1920.04.15(大正9.04.15)
国宝指定年月日
:
1955.06.22(昭和30.06.22)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
愛知県
所在地
:
愛知県西尾市吉良町饗庭七度ケ入1
保管施設の名称
:
所有者名
:
金蓮寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
金蓮寺阿弥陀堂
解説文:
詳細解説
鎌倉時代初期建立。阿弥陀堂建築の一例で、住宅風である。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
金蓮寺阿弥陀堂
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金蓮寺阿弥陀堂
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解説文
鎌倉時代初期建立。阿弥陀堂建築の一例で、住宅風である。
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詳細解説
金蓮寺弥陀堂 一棟 金蓮寺は文治二年(一一八六)に源頼朝が創立したと伝えている。弥陀堂が建てられたのはやや遅れて鎌倉時代後期頃であろう。方三間の堂の正面に、一間通りの開け放しの庇をつけ、左側面にも小室を付属した平面をもっている。柱は大面取の角柱で、舟肘木をのせる。正面は建具を蔀戸とし、垂木も面取で、地垂木繁垂木、飛檐垂木疎垂木と二種の形式を混用している。屋根は寄棟造が主体で、正面や側面の庇は縋破風でつけており、複雑な形態を軽快にまとめている。 平安時代には仏堂を住宅風な手法で造ることが盛んであったが、この堂もその系統を引いた遺構であり、全体に簡素な手法になっている。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)