国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
西明寺三重塔
ふりがな
:
さいみょうじさんじゅうのとう
棟名
:
棟名ふりがな
:
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員数
:
1基
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
鎌倉後期
年代
:
鎌倉後期
西暦
:
1275-1332
構造及び形式等
:
三間三重塔婆、檜皮葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00084
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1900.04.07(明治33.04.07)
国宝指定年月日
:
1952.11.22(昭和27.11.22)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
滋賀県
所在地
:
滋賀県犬上郡甲良町大字池寺
保管施設の名称
:
所有者名
:
西明寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
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詳細解説
西明寺三重塔 一基 三重塔は本堂の向かって右方に建つ。建立年代は明らかではないが、様式上鎌倉時代後期頃の建立になるものと推定される。その後江戸時代には相当に破損していたらしく、天和年間(一六八一~八四)頃に修理が行われた。 塔は純和様からなる三重塔で、初重の四周に切目縁をめぐらす。各重とも方三間で、中央の間を板扉とし、両脇の間には連子窓を入れる。二・三重には高欄をめぐらしている。組物は各重とも和様三手先で、中備として初重には三間とも間戸束を入れるが、二重は中央間にのみ束を入れ、三重はこれを略するなど、平面の逓減に応じた意匠がみられる。初重の内部は四天柱間に仏壇を設け、天井は折上小組格天井で、柱、長押、板壁など、一面に仏画や装飾文様を極彩色で描いており、よく残っている。現在水煙を欠くのは惜しいが、形態がよく整い、ことに立面は初重が高く、ひきしまった感がある。鎌倉時代三重塔のうち優れたもののひとつである。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)