国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
都久夫須麻神社本殿
ふりがな
:
つくぶすまじんじゃほんでん
棟名
:
棟名ふりがな
:
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/神社
時代
:
桃山
年代
:
慶長7(身舎)、永禄10(向拝及び庇)
西暦
:
1602(身舎)、1567(向拝及び庇)
構造及び形式等
:
桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、前後軒唐破風造付、
周囲庇及び正面向拝一間付、総檜皮葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00115
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1899.04.05(明治32.04.05)
国宝指定年月日
:
1953.03.31(昭和28.03.31)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
滋賀県
所在地
:
滋賀県長浜市早崎町
保管施設の名称
:
所有者名
:
都久夫須麻神社
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
現在の本殿は永禄十年再建されたものに、慶長七年豊臣秀賴が伏見城の建物を寄進して組合せたものである。方三間の身舍部分が伏見城の遺構で漆塗、金蒔絵、彫刻、極彩色に鍍金金具を以って装飾し極めて豪華富麗であり且つ手法の優秀なこと桃山時代の代表的建築と云える。
関連情報
(情報の有無)
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解説文
現在の本殿は永禄十年再建されたものに、慶長七年豊臣秀賴が伏見城の建物を寄進して組合せたものである。方三間の身舍部分が伏見城の遺構で漆塗、金蒔絵、彫刻、極彩色に鍍金金具を以って装飾し極めて豪華富麗であり且つ手法の優秀なこと桃山時代の代表的建築と云える。
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詳細解説
都久夫須麻神社本殿 一棟 社伝では、雄略三年に浅井姫命を祀る小祠が建てられたのが創立といい、中世以来弁財天を本地仏として祀り、そのため竹生島弁財天としてとくに有名であった。本殿は創建以来数度の火災にあい、永禄元年の火災後、同十年(一五六七)再建されたが、さらに慶長七年(一六〇二)に豊臣秀頼が片桐且元を奉行として旧本殿を改造し、ほかよりの移建建物と組み合わせて造った。これが今の本殿である。本殿のうち、方三間の身舎部が移建建物で、桃山時代の様式を示し、周囲の庇部及び向拝が永禄十年建立のものである。ただしこの庇部の柱間、組物間などの彫刻は、身舎とともにほかより持って来たものを切矧ぎして嵌め込んだものである。この本殿中特に優れているのは身舎で、漆塗、金蒔絵、彫刻、極彩色、鍍金金具をもって装飾した意匠はきわめて豪華豊麗であり、またその手法が優秀な点において桃山時代の代表的建築である。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)
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附指定
棟札
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附名称
:
棟札
附員数
:
1枚