国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
大仙院本堂
ふりがな
:
だいせんいんほんどう
棟名
:
棟名ふりがな
:
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
室町後期
年代
:
永正10
西暦
:
1513
構造及び形式等
:
桁行14.8m、梁間10.8m、一重、入母屋造、銅板葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00187
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1916.05.24(大正5.05.24)
国宝指定年月日
:
1957.06.18(昭和32.06.18)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
京都府
所在地
:
京都府京都市北区紫野大徳寺町
保管施設の名称
:
所有者名
:
大仙院
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
大仙院は大德寺の一塔頭で、本堂は永正十年に建立された方丈である。背面一部に改変のあともあるが、それを除けば、各部の木割細部の手法などに室町時代の特徴がよくみられ、意匠整然として風格も髙く中世の方丈建築で現存するものが少い今日貴重な遺構ということが出來る。
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添付ファイル
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解説文
大仙院は大德寺の一塔頭で、本堂は永正十年に建立された方丈である。背面一部に改変のあともあるが、それを除けば、各部の木割細部の手法などに室町時代の特徴がよくみられ、意匠整然として風格も髙く中世の方丈建築で現存するものが少い今日貴重な遺構ということが出來る。
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詳細解説
大仙院本堂 一棟 大仙院は大徳寺塔頭で、宗亘和尚を開基として創立されたところである。宗亘は永正六年よりここに住んだといわれるが、現本堂(方丈)は永正十年(一五一三)に建立されたことが棟札によって知られる。 中央の室中、左右の上間、下間の三列が各二室に分かれて、合計六室からなる。この構成は禅宗方丈の最も典型的なものである。各部の木割、扉の細部、背面の棚上に一部残る如意頭文などに室町時代の特徴がよくみられる。ただし現状をみると建立時をあまり下らない時期に背面の拡張が行われたらしい。さらに天正三年(一五七五)には屋根を一・五メートル程あげる修理があり、また江戸時代にも三度の修理があったことが棟札によって知られる。このように現状は永正建立時のままとはいいがたいが、中世の方丈建築で現存するものが少ない今日、貴重な実例ということができる。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)
関連情報
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玄関
棟札
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附指定
附名称
:
玄関
附員数
:
1棟
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附指定
附名称
:
棟札
附員数
:
4枚