国宝・重要文化財(建造物)
 各棟情報
名称 知恩院三門
ふりがな ちおんいんさんもん
棟名
棟名ふりがな
知恩院三門
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員数 1棟
種別 近世以前/寺院
時代 江戸前期
年代 元和7
西暦 1621
構造及び形式等 五間三戸二階二重門、入母屋造、本瓦葺、両山廊付山廊 各桁行三間、
梁間二間、一重、切妻造、本瓦葺
創建及び沿革
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
指定番号 00221
国宝・重文区分 国宝
重文指定年月日 1902.07.31(明治35.07.31)
国宝指定年月日 2002.05.23(平成14.05.23)
追加年月日
重文指定基準1
重文指定基準2
所在都道府県 京都府
所在地 京都府京都市東山区新橋通大和大路東入三丁目林下町
保管施設の名称
所有者名 知恩院
所有者種別
管理団体・管理責任者名
知恩院三門
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解説文:
知恩院は,京都東山の山麓にある浄土宗総本山で,伽藍は勢至堂や御廟の建つ上段,本堂など中心建築の建つ中段,三門や塔頭が建ち並ぶ下段からなる。
 三門は,徳川秀忠が元和5年(1619)に建立を発意し,元和7年(1621)に完成し,造営に中井家支配の棟梁があたったことが知られる。
 形式は五間三戸二階二重門で,左右に山廊が付く。構造細部は禅宗様を基調と
し,二階内部は極彩色を施す。
 江戸時代初期における建築技術が最大に発揮され,高い完成度をもつ遺構のひとつとして位置づけられ,建築史上極めて高い価値が認められる。
 現存するうち最大の二階二重門で,かつ装飾も荘厳を極め,我が国の社会に広く影響を及ぼした浄土宗総本山の象徴として,深い文化史的意義を有している。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  添付ファイル なし