国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
本願寺北能舞台
ふりがな
:
ほんがんじきたのうぶたい
棟名
:
棟名ふりがな
:
本願寺北能舞台
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/その他
時代
:
桃山
年代
:
天正9
西暦
:
1581
構造及び形式等
:
舞台 桁行一間、梁間一間、一重、正面入母屋造、背面切妻造
脇座 庇造、葺きおろし、檜皮葺、後座、桁行一間、梁間一間、片流、こけら葺
橋掛 桁行三間、梁間一間、一重、両下造、檜皮葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00117
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1908.08.01(明治41.08.01)
国宝指定年月日
:
1953.03.31(昭和28.03.31)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
京都府
所在地
:
京都府京都市下京区堀川通花屋町下る本願寺門前町
保管施設の名称
:
所有者名
:
本願寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
本願寺北能舞台
解説文:
詳細解説
白書院の北側前庭に、上段の間に相対するように設けられた能舞台。白書院が見所となる。舞台、橋掛の構造意匠が簡素であること、屋根が比較的小さいこと、後座も本舞台と同じ様に床板が縦に張られていること、橋掛の舞台となす角度が急なことなどが特徴で、これらは江戸時代に入って様式が固定される前の自由な古式を伝えるものである。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
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本願寺北能舞台
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本願寺北能舞台
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解説文
白書院の北側前庭に、上段の間に相対するように設けられた能舞台。白書院が見所となる。舞台、橋掛の構造意匠が簡素であること、屋根が比較的小さいこと、後座も本舞台と同じ様に床板が縦に張られていること、橋掛の舞台となす角度が急なことなどが特徴で、これらは江戸時代に入って様式が固定される前の自由な古式を伝えるものである。
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詳細解説
本願寺北能舞台 一棟 この能舞台現在書院(国宝)の北にあり、天正九年(一五八一)の建立であることが墨書によって知られるが、沿革については明らかでない。前面は入母屋造、背面は切妻造で、脇座と後座及び橋掛を付けるなど、能舞台の典型的な形式をよく備えている。 能舞台には、このほかこの本願寺の南能舞台及び厳島神社の能舞台などがあるが、これは中でも最も古式で、しかも材料もよく残っている遺構として貴重である。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)