国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
醍醐寺薬師堂
ふりがな
:
だいごじやくしどう
棟名
:
棟名ふりがな
:
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
平安後期
年代
:
保安2
西暦
:
1121
構造及び形式等
:
桁行五間、梁間四間、一重、入母屋造、檜皮葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00198
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1901.03.27(明治34.03.27)
国宝指定年月日
:
1959.06.27(昭和34.06.27)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
京都府
所在地
:
京都府京都市伏見区醍醐醍醐山
保管施設の名称
:
所有者名
:
醍醐寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
薬師堂は醍醐寺山上伽藍の主要堂宇で、保安二年(一一二一)に再建されたのが現在の堂である。 簡素な意匠であるが、蟇股や組物など平安時代の特色をあらわす。 この時代の数少ない遺構の一として貴重なものである。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
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解説文
薬師堂は醍醐寺山上伽藍の主要堂宇で、保安二年(一一二一)に再建されたのが現在の堂である。 簡素な意匠であるが、蟇股や組物など平安時代の特色をあらわす。 この時代の数少ない遺構の一として貴重なものである。
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詳細解説
醍醐寺薬師堂 一棟 薬師堂は醍醐山上にあり、寺院創立当初から設けられていたが、その堂舎が腐朽したため、保安二年(一一二一)再興に着手、同五年(一一二四)四月二日落慶供養が行われた。これが現在の薬師堂である。その後の沿革は明らかでないが、明治四十年に解体修理、昭和十年に屋根替えが行われた。現状では補修の新材が目につくが、当時の形式手法を残す主要部分はよく保存されている。 堂は桁行五間、梁間四間の規模をもつ。このうち周囲一間通りは外陣で、中央の三間に二間を内陣としている。床は内外陣とも土間で、天井は外陣を化粧屋根裏、内陣を組入天井とする。組物は三斗組で、間斗束を用い、内陣には蟇股を飾る。簡素な意匠ではあるが、蟇股や組物などには時代の特色をよく表している。 醍醐山上伽藍の主要堂宇であり、また数少ない平安時代の遺構として貴重なものである。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)