国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
光明寺二王門
ふりがな
:
こうみょうじにおうもん
棟名
:
棟名ふりがな
:
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
鎌倉前期
年代
:
宝治2
西暦
:
1248
構造及び形式等
:
三間一戸二重門、入母屋造、とち葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00165
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1904.02.18(明治37.02.18)
国宝指定年月日
:
1954.03.20(昭和29.03.20)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
京都府
所在地
:
京都府綾部市睦寄町
保管施設の名称
:
所有者名
:
光明寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
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詳細解説
光明寺二王門 一棟 光明寺は聖徳太子の創立で、聖宝(八三二~九〇九)が中興して密教としたと伝えている。二王門は宝治二年(一二四八)の墨書があるので建立年代が明らかである。建立以後たびたび修理をうけてはいるが、根本的な大修理はなかったようである。 三間一戸の二重門であって、左右の脇の間には仁王像を置くが、普通の仁王門が前列に像を置くのに対して、ここは後列にあり、しかも前列を低い床張りとしている。これは中世における仁王信仰に基づく形式とみられ、今日ではきわめて珍しい構えといえる。上、下重とも組物を三手先、中備は間斗束とし、正規の和様を示している。ただし下重の頭貫鼻には繰形があり、独特な曲線をもっている。屋根は栩葺である。 鎌倉時代の遺構のうち、年代もはっきりしており、数少ない二重門の例として貴重である。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)