国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
浄土寺浄土堂(阿弥陀堂)
ふりがな
:
じょうどじじょうどどう(あみだどう)
棟名
:
棟名ふりがな
:
浄土寺浄土堂(阿弥陀堂)
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
鎌倉前期
年代
:
建久3
西暦
:
1192
構造及び形式等
:
桁行三間、梁間三間、一重、宝形造、本瓦葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00055
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1901.03.27(明治34.03.27)
国宝指定年月日
:
1952.03.29(昭和27.03.29)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
兵庫県
所在地
:
兵庫県小野市浄谷町
保管施設の名称
:
所有者名
:
浄土寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
浄土寺浄土堂(阿弥陀堂)
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
浄土寺浄土堂(阿弥陀堂)
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浄土寺浄土堂(阿弥陀堂)
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詳細解説
浄土寺浄土堂(阿弥陀堂) 一棟 浄土寺は東大寺の播磨別所として重源(一一二一~一二〇六)が建立したところである。浄土堂はその中心となる建物であって建久三年(一一九二)の建立になる。堂は桁行三間、梁間三間、宝形造であるが、柱間が非常に大きいので、出入口の部分では小脇柱を立てて、中央部に桟唐戸を入れる。紐物に挿肘木を用い、斗の配置は自由であり、断面円形の丸桁で隅だけ扇となった垂木をうけている。また中備には遊離尾垂木を用いている。軒は反がなく直線で、垂木先には鼻隠板を打つ。内部はすべて天井を張らず化粧屋根裏として、断面円形の虹梁と大瓶束とを用いた力強い架構法を現している。以上のごとくこの堂はその様式がきわめて特異である。これは重源が輸入した新様式で、大仏様の特徴であって、浄土堂は大仏様の最も純粋な遺構として重要である。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)