国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
東大寺南大門
ふりがな
:
とうだいじなんだいもん
棟名
:
棟名ふりがな
:
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
鎌倉前期
年代
:
正治元
西暦
:
1199
構造及び形式等
:
五間三戸二重門、入母屋造、本瓦葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00016
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1897.12.28(明治30.12.28)
国宝指定年月日
:
1951.06.09(昭和26.06.09)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
奈良県
所在地
:
奈良県奈良市雑司町
保管施設の名称
:
所有者名
:
東大寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
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詳細解説
東大寺南大門 一棟 治承四年(一一八〇)平氏の焼打によって灰燼に帰した東大寺の復興に際して建立された伽藍の遺構で、正治元年(一一九九)に上棟した。完成の時期は明らかでないが、建仁三年(一二〇三)の供養までには落成したであろう。工事にあたった重源は中国宋の建築様式を取り入れたが、これを大仏様と呼んでいる。巨大な二重門で、太い通し柱、深い軒をささえる挿肘木、六手先の組物、鼻隠板を打った一重の軒、隅だけの扇垂木、木鼻には特色ある繰形を用い、化粧屋根裏で天井は張らず、虹梁は太く断面は円形で、板桟戸を用い藁座をもって貫に吊り込むなど、大仏様の特色をよく表しており、その構造的な美しさは注目に価する。なお左右両脇の間には金剛力士像(国宝)が置かれている。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)