国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
東大寺転害門
ふりがな
:
とうだいじてがいもん
棟名
:
棟名ふりがな
:
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
奈良
年代
:
天平宝字頃
西暦
:
構造及び形式等
:
三間一戸八脚門、切妻造、本瓦葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00058
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1899.04.05(明治32.04.05)
国宝指定年月日
:
1952.03.29(昭和27.03.29)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
奈良県
所在地
:
奈良県奈良市雑司町
保管施設の名称
:
所有者名
:
東大寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
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詳細解説
東大寺転害門 一棟 転害門は東大寺創立とともに造営された僧門の―つであって、東大寺の西築垣の北の門であり、また佐保路に面して建てられていることから、西北大門、佐保路門と呼ばれ、後には碾磑門、手掻門、転害門ともいわれるようになった。建立後、建久年間(一一九〇~九九)に大修理が行われたことが瓦銘から知られている。この修理によって組物の三斗組を出組に改め、桁を一重加えて棟高や軒の出を大きくしているが、本来の三間一戸の八脚門の形はなおそのままに残されており、両妻には奈良時代に盛行した二重虹梁蟇股の架構法をみることができる。内部は梁間二間のそれぞれに化粧屋根裏を現したいわゆる三棟造をなしている。この門は、奈良時代の八脚門として貴重なものであり、また創建時東大寺の数少ない遺構の―つである。その雄大な姿をみるとき、天平創立の東大寺の盛観をしのぶことができよう。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)