国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
薬師寺東塔
ふりがな
:
やくしじとうとう
棟名
:
棟名ふりがな
:
薬師寺東塔
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員数
:
1基
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
奈良
年代
:
天平2
西暦
:
730
構造及び形式等
:
三間三重塔婆、毎重もこし付、本瓦葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00019
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1897.12.28(明治30.12.28)
国宝指定年月日
:
1951.06.09(昭和26.06.09)
追加年月日
:
2022.09.20(令和4.09.20)
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
奈良県
所在地
:
奈良県奈良市西ノ京町
保管施設の名称
:
所有者名
:
宗教法人薬師寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
薬師寺東塔
解説文:
詳細解説
薬師寺は持統・文武両帝が畝傍山東方に創建したのがはじまりで、平城京遷都にともない現在地に改めて造営された。東塔は創建時の唯一の建築で、天平2年(730)の建立と考えられている。各重に裳階をつけるため、三重塔であるが、屋根は六重。全体の安定した形態や、相輪の楽奏天人彫刻をもつ水煙など、比類ない造形美である。
関連情報
(情報の有無)
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添付ファイル
なし
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薬師寺東塔
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薬師寺東塔
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解説文
薬師寺は持統・文武両帝が畝傍山東方に創建したのがはじまりで、平城京遷都にともない現在地に改めて造営された。東塔は創建時の唯一の建築で、天平2年(730)の建立と考えられている。各重に裳階をつけるため、三重塔であるが、屋根は六重。全体の安定した形態や、相輪の楽奏天人彫刻をもつ水煙など、比類ない造形美である。
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詳細解説
薬師寺東塔 一基 薬師寺はもと藤原京に造営されたが、都が奈良に移るにつれて養老二年(七一八)にこの地に伽藍が移されたという。東塔は扶桑略記に天平二年(七三〇)造立の記事があり、この時のものと考えられるが、なお移建説もある。一見六重塔に見えるが、三重塔の各階に裳階をつけたもので、意匠の卓抜なことはほかに比類をみない。三手先組物は古制を残し、雲に飛天を配した透彫りのすこぶる華麗な水煙を有する相輪をあげている。奈良時代前期の様式を示す優秀な遺構で、日本建築中最も優れたもののひとつに数えられる。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)
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附指定
古材
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附名称
:
古材
附員数
:
1,540点