国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
唐招提寺経蔵
ふりがな
:
とうしょうだいじきょうぞう
棟名
:
棟名ふりがな
:
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
奈良
年代
:
奈良
西暦
:
710-793
構造及び形式等
:
桁行三間、梁間三間、校倉、寄棟造、本瓦葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00152
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1904.02.18(明治37.02.18)
国宝指定年月日
:
1953.11.14(昭和28.11.14)
追加年月日
:
2022.09.20(令和4.09.20)
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
奈良県
所在地
:
奈良県奈良市五条町
保管施設の名称
:
所有者名
:
宗教法人唐招提寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
奈良時代校倉の遺構であるが、唐招提寺創立以前より存在した倉を、同寺伽藍整備のとき改造したことが、最近の修理に際しての精密な調査により判明した。現在の姿は同寺整備の形態に復原されている。
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解説文
奈良時代校倉の遺構であるが、唐招提寺創立以前より存在した倉を、同寺伽藍整備のとき改造したことが、最近の修理に際しての精密な調査により判明した。現在の姿は同寺整備の形態に復原されている。
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詳細解説
唐招提寺経蔵 一棟 唐招提寺には、寺地の東隅に西面して経蔵、宝蔵の二棟の校倉が遺存しており、ともに奈良時代の建築である。このうち南方のものが経蔵である。 この校倉は最初切妻造、一軒であったが、別に存在した寄棟造、一軒の建築の材料を補足材として利用しながら、寄棟造、二軒に改造され、さらに中世の大修理によって、寄棟造、一軒となったものである。この二回の修理のうち、はじめの改造は唐招提寺成立の頃(天平宝字年間、七五七~七六五)と考えられるので、現在は寄棟造、二軒の姿に復原されている。そうすると、創立はさらに遡るわけであるが、この地は新田部親王の旧宅が施入されたところであるから、あるいは親王宅時代の遺構かと考えられる。このような複雑な成立事情は、昭和二十五年~二十七年の解体修理によって、はじめて判明したのである。奈良時代校倉の遺構は数棟現存しているが、そのうちでも特殊な歴史をもつ遺構として、きわめて貴重である。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)
関連情報
附指定
古材
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附指定
附名称
:
古材
附員数
:
9点