国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
石上神宮摂社出雲建雄神社拝殿
ふりがな
:
いそのかみじんぐうせっしゃいずもたけおじんじゃはいでん
棟名
:
棟名ふりがな
:
石上神宮摂社出雲建雄神社拝殿
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/神社
時代
:
鎌倉後期
年代
:
正安2
西暦
:
1300
構造及び形式等
:
桁行五間、梁間一間、一重、切妻造、中央通路唐破風造、檜皮葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00168
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1916.05.24(大正5.05.24)
国宝指定年月日
:
1954.03.20(昭和29.03.20)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
奈良県
所在地
:
奈良県天理市布留町
保管施設の名称
:
所有者名
:
石上神宮
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
石上神宮摂社出雲建雄神社拝殿
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
石上神宮摂社出雲建雄神社拝殿
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石上神宮摂社出雲建雄神社拝殿
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詳細解説
石上神宮摂社出雲建雄神社拝殿 一棟 この拝殿はもと大字内山の永久寺(現在廃寺)の鎮守住吉神社の拝殿であったもので、大正三年現地に移建された。住吉神社は保延三年(一一三七)の創立といわれ、拝殿については、正安二年(一三〇〇)に現状の規模に改めたという記録がある。 桁行五間、梁間一間の細長い拝殿で、中央の一間だけ床を張らず、土間として、本殿に至る通路としている。この形式を割拝殿と呼ぶが、この拝殿はその最古の遺例ということができる。方柱、舟肘木、桁と虹梁、小舞裏の疎垂木など、すべて大面取で木割が細い。屋根は緩やかな切妻造で、虹梁上に蟇股をおいて棟木をうける。通路上は蟇股を置いて唐破風造の屋根を前後にのせるが、その破風を軒唐破風とせず、両側の屋根上にのせかけた手法は古様を示していると考えられる。緩い勾配の茨垂木の曲線は流麗である。現存拝殿中重要な遺構であるとともに、意匠の特に優れた作といえる。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)