国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
榮山寺八角堂
ふりがな
:
えいざんじはっかくどう
棟名
:
棟名ふりがな
:
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
奈良
年代
:
天平宝字
西暦
:
構造及び形式等
:
八角円堂、一重、本瓦葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00069
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1901.03.27(明治34.03.27)
国宝指定年月日
:
1952.03.29(昭和27.03.29)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
奈良県
所在地
:
奈良県五條市小島町
保管施設の名称
:
所有者名
:
榮山寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
附指定
添付ファイル
なし
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詳細解説
榮山寺八角堂 一棟 栄山寺は藤原武智麻呂の創立と伝える。八角堂は武智麻呂の子仲麻呂が亡父のため建立したもので、その年代は天平宝字四~八年(七六〇~七六四)の間と推定されている。その後寛治年間(一〇八七~九四)、天文十八年(一五四九)、江戸時代におのおの修理があった。 堂はいわゆる八角円堂で、柱はすべて八角をなし、四面に板扉を開き、そのほかの間に連子窓をそなえる。窓には古制がみられる。組物は三斗組、中備間斗束で、本瓦葺の屋根頂上には石製露盤を置く。ただし現在のものは明治新補のもので、破損した旧露盤は別に保存されている。内部は四本の内陣柱を立て、外陣と虹梁でむすび内陣には天井のような天蓋を置く。内陣の架構法は大斗の上に正方形の大虹梁をかけ、さらに斗を置いて八角に桁を組んだ巧みなものである。天蓋及び内陣の柱、貫等には優秀な彩色装飾画を残している。構造は簡素であるが、法隆寺東院夢殿(国宝)ととみに奈良時代八角円堂の貴重な遺構である。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)
関連情報
附指定
旧石露盤残欠(宝珠)
関連情報
附指定
附名称
:
旧石露盤残欠(宝珠)
附員数
:
1箇