国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
金峯山寺二王門
ふりがな
:
きんぷせんじにおうもん
棟名
:
棟名ふりがな
:
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
室町中期
年代
:
康正2
西暦
:
1456
構造及び形式等
:
三間一戸二重門、入母屋造、本瓦葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00157
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1906.04.14(明治39.04.14)
国宝指定年月日
:
1953.11.14(昭和28.11.14)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
奈良県
所在地
:
奈良県吉野郡吉野町大字吉野山
保管施設の名称
:
所有者名
:
金峯山寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
附指定
添付ファイル
なし
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詳細解説
金峯山寺二王門 一棟 二王門も本堂(国宝)とともに建立されたものであって、現在寺院に保存されている風鐸に、「金峯山二王堂、康正二年(一四五六)九月日」云々の刻銘をもつものがある。なお二王像は胎内銘によって、延文二年(一三五七)の造立であるが、康正二年には彩色を行ったことが知られる。 規模の大きな三間一戸の二重門で、全体の姿はやや重厚の感がないではないが、上重、下重とも三手先組物を組んだ形式は正規の方式にのっとっている。下重中央間には蟇股と双斗とを組み合わせたものを飾り、内部虹梁上にも蟇股を入れる。これらの細部は手法が優れている。中世は一階組物で二階の廻縁を支えたいわゆる楼門が一般的となり、腰屋根をつけた二重門はあまり存在しないが、その中でこの門は二重門の代表的な遺構として、価値が高い。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)
関連情報
附指定
風鐸
関連情報
附指定
附名称
:
風鐸
附員数
:
1箇