国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
出雲大社本殿
ふりがな
:
いずもたいしゃほんでん
棟名
:
棟名ふりがな
:
出雲大社本殿
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/神社
時代
:
江戸中期
年代
:
延享元
西暦
:
1744
構造及び形式等
:
大社造、檜皮葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00073
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1900.04.07(明治33.04.07)
国宝指定年月日
:
1952.03.29(昭和27.03.29)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
島根県
所在地
:
島根県出雲市大社町大字杵築東
保管施設の名称
:
所有者名
:
出雲大社
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
出雲大社本殿
解説文:
詳細解説
『日本書紀』や『古事記』に起源説話をもつ古社である。伊勢神宮のような式年造替制が明確でないが、数多くの造営が行われ、現本殿は延享元年(1744)に建てられたもので、正方形平面・切妻造・妻入の大社造である。規模の大きさ、高い床、太い部材など現本殿も相当に雄大であるが、史料や伝承によれば、古代にはさらに高大であった。
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(情報の有無)
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添付ファイル
なし
写真一覧
出雲大社本殿
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出雲大社本殿
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出雲大社本殿
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解説文
『日本書紀』や『古事記』に起源説話をもつ古社である。伊勢神宮のような式年造替制が明確でないが、数多くの造営が行われ、現本殿は延享元年(1744)に建てられたもので、正方形平面・切妻造・妻入の大社造である。規模の大きさ、高い床、太い部材など現本殿も相当に雄大であるが、史料や伝承によれば、古代にはさらに高大であった。
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詳細解説
出雲大社本殿 一棟 伊勢神宮とともに『日本書紀』や『古事記』に起源説話をもつ古社であって、古来、社殿の高大さをもって名高かった。その高さが異常に高かったことを伝える史料や伝承が少なくなく、特に平安時代中期から鎌倉時代初期に至る二百年間に、七度も倒壊したことが記録によって確かめられるので、不安定な倒れやすい構造であったことは事実のようである。 社殿によると、宝治二年(一二四八)の造営から慶長十四年(一六〇九)の造営までは規模が縮小されたが、つぎの寛文七年(一六六七)の造営のとき面目を一新して、社地を拡張し本殿の位置を少し変えるとともに、本殿の大きさも再び大きくなった。現存する延享元年(一七四四)造営の本殿は、寛文度の規模と形式を踏襲している。 本殿は一辺三丈六尺(約一〇・九メートル)の正方形で床が高く、四周に縁をめぐらす。正面の向かって右の間に板扉を開き、左の間に蔀戸を吊るほかは三方とも板壁であって、扉の前には階段がある。屋根は切妻造、檜皮葺で、破風にゆるい反りがあり、大棟の上に千木と堅魚木をおく。礎石上端から千木の先まで八丈(約二四・二メートル)の高さがあるが、古くはさらに高かった可能性が強い。 殿内中央には特別に太い柱があって、古来この柱は神聖視されてきた。内部はこの柱を通る左右の線で前後に分かれ、内殿が右奥に左を向いて安置されている。 【引用文献】 『国宝大辞典(五)建造物』(講談社 一九八五年)
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附指定
内殿
棟札
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附名称
:
内殿
附員数
:
1基
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附指定
附名称
:
棟札
附員数
:
1枚