国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
浄土寺本堂
ふりがな
:
じょうどじほんどう
棟名
:
棟名ふりがな
:
浄土寺本堂
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
鎌倉後期
年代
:
嘉暦2
西暦
:
1327
構造及び形式等
:
桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、向拝一間、本瓦葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00133
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1913.04.14(大正2.04.14)
国宝指定年月日
:
1953.03.31(昭和28.03.31)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
広島県
所在地
:
広島県尾道市東久保町
保管施設の名称
:
所有者名
:
浄土寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
浄土寺本堂
解説文:
詳細解説
本堂は正中二年の火災後貞和元年に再建された建物で和様を基調として唐様、天竺様を混用したいわゆる折衷様式に属し、瀬戸内海沿岸諸地方に存するこの種建築の代表的なものである。又年代の確証あるものとしては最古の例に属する。
関連情報
(情報の有無)
附指定
添付ファイル
なし
写真一覧
浄土寺本堂
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浄土寺本堂
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浄土寺本堂
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解説文
本堂は正中二年の火災後貞和元年に再建された建物で和様を基調として唐様、天竺様を混用したいわゆる折衷様式に属し、瀬戸内海沿岸諸地方に存するこの種建築の代表的なものである。又年代の確証あるものとしては最古の例に属する。
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詳細解説
浄土寺本堂 一棟 浄土寺は聖徳太子の創立と伝えるが、永仁六年(一二九八)定証がここに立ち寄った時には、止住の僧がなく荒廃していたので、その再興を発願し、嘉元四年(一三〇六)金堂、食堂、僧房、厨舎を建立供養した。ところが間もなく正中二年(一三二五)六月寺は火災にかかり、塔婆はすべて焼失した。その後直ちに再興に着手し、嘉暦二年(一三二七)四月金堂(観音堂)、元徳元年(一三二九)多宝塔、貞和元年(一三四五)当時の本堂(阿弥陀堂)がなり、ついで五重塔は利生塔として建立され、貞和頃完成した。この再建当時のもので現存するものは観音堂(現本堂)、多宝塔(国宝)、阿弥陀堂(重要文化財)である。 本堂は桁行五間、梁間五間、入母屋造、本瓦葺で、正面二間通りを外陣とし、後を内陣とする密教式平面である。和様を基調としているが、桟唐戸、花肘木、双斗などを用いた、いわゆる折衷様に属し、瀬戸内海沿岸諸地方に存する折衷様建築の代表的なもので、かつ最古の例に属する。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)
関連情報
附指定
厨子
棟札
境内図
関連情報
附指定
附名称
:
厨子
附員数
:
1基
関連情報
附指定
附名称
:
棟札
附員数
:
2枚
関連情報
附指定
附名称
:
境内図
附員数
:
2枚