国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
厳島神社
ふりがな
:
いつくしまじんじゃ
棟名
:
本社本殿、幣殿、拝殿
棟名ふりがな
:
ほんしゃほんでん、へいでん、はいでん
写真提供:廿日市市教育委員会
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/神社
時代
:
室町後期
年代
:
元亀2(本殿)、仁治2(幣殿)、仁治2(拝殿)
西暦
:
1571(本殿)、1241(幣殿)、1241(拝殿)
構造及び形式等
:
本殿 桁行正面八間、背面九間、梁間四間、一重、両流造、檜皮葺
幣殿 桁行一間、梁間一間、一重、両下造、檜皮葺
拜殿 桁行十間、梁間三間、一重、両端すがる破風付入母屋造、檜皮葺、
背面両端庇間付
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00076
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1899.04.05(明治32.04.05)
国宝指定年月日
:
1952.03.29(昭和27.03.29)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
広島県
所在地
:
広島県廿日市市宮島町
保管施設の名称
:
所有者名
:
厳島神社
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
写真提供:廿日市市教育委員会
解説文:
詳細解説
古来より神聖視された宮島にあり、海上鎮護の神として崇敬された。現在は仁治2年(1241)再建の社殿が基本であるが、平清盛の厚い庇護を受けて整えられた平安末期の構成を踏襲している。北の入り江に建ち、南奥の本社本殿と東の客社本殿は両流造形式で、拝殿や祓殿などの諸建築を回廊で連続した景観は、寝殿造の大邸宅を思わせる。
関連情報
(情報の有無)
附指定
添付ファイル
なし
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厳島神社
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厳島神社
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解説文
古来より神聖視された宮島にあり、海上鎮護の神として崇敬された。現在は仁治2年(1241)再建の社殿が基本であるが、平清盛の厚い庇護を受けて整えられた平安末期の構成を踏襲している。北の入り江に建ち、南奥の本社本殿と東の客社本殿は両流造形式で、拝殿や祓殿などの諸建築を回廊で連続した景観は、寝殿造の大邸宅を思わせる。
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詳細解説
厳島神社社殿 六棟 厳島神社の創立は明らかでないが、平安時代の末期に平清盛(一一一八~八一)の援助によって社殿が造営されたと伝え、その時すでに現在の規模が定まったようである。神社は風光明眉な瀬戸内海の厳島にあり、西北面して多くの社殿を海中に造営し、自然美と人工の美の調和の妙を得ている。社殿のうち本社及び摂社客神社は最も主要な部分をなす建築で、ともに両流造の本殿の前に幣殿、拝殿、祓殿と順につらねた複雑な形態をなしており、さらに本社の前面には広い平舞台と高舞台、左右門客神社などが付属している。神社は承元元年(一二〇七)、貞応二年(一二二三)の両度炎上し、仁治二年(一二四一)ほぼ全社殿にわたる造営が行われているので、現社殿は古式の部分も存するが、ほぼこの時のものと思われる。本社本殿はさらに元亀二年(一五七一)の大修理をうけている。 廻廊は曲折して本社と客神社とをつなぎ、柱間延長百七間に及ぶ長大なものである。平安時代末期にすでに存在したことが記録にみられるが、現在のものは室町時代末期から桃山時代にかけて改築されたものである。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)
関連情報
附指定
玉垣
左右内待橋
関連情報
附指定
附名称
:
玉垣
附員数
:
関連情報
附指定
附名称
:
左右内待橋
附員数
: