国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
大宝寺本堂
ふりがな
:
たいほうじほんどう
棟名
:
棟名ふりがな
:
大宝寺本堂
写真一覧▶
地図表示▶
解説表示▶
員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
鎌倉前期
年代
:
鎌倉前期
西暦
:
1185-1274
構造及び形式等
:
桁行三間、梁間四間、一重、寄棟造、本瓦葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00136
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1917.04.05(大正6.04.05)
国宝指定年月日
:
1953.03.31(昭和28.03.31)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
愛媛県
所在地
:
愛媛県松山市南江戸五丁目
保管施設の名称
:
所有者名
:
大宝寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
大宝寺本堂
解説文:
詳細解説
建立年代は不明であるが、形式手法は平安時代末期頃の特貭を現している。円柱に隅のみ舟肘木を用い勾配のゆるい軒及び垂木割のないことなどよく時代の特徴を示している。四國地方に於ては既に國宝に指定された髙知県豊樂寺藥師堂に次ぐ古い建築である。
関連情報
(情報の有無)
附指定
添付ファイル
なし
写真一覧
大宝寺本堂
写真一覧
大宝寺本堂
Loading
Zeom Level
Zoom Mode
解説文
建立年代は不明であるが、形式手法は平安時代末期頃の特貭を現している。円柱に隅のみ舟肘木を用い勾配のゆるい軒及び垂木割のないことなどよく時代の特徴を示している。四國地方に於ては既に國宝に指定された髙知県豊樂寺藥師堂に次ぐ古い建築である。
詳細解説▶
詳細解説
大宝寺本堂 一棟 大宝寺は大宝年中(七〇一~七〇四)、国司越智玉興の創立と伝えている。今の本堂は建立年次を知る資料を欠いているが、形式手法からみると鎌倉時代前期頃の特質を表している。その後寛永八年(一六三一)修理と厨子の新設があり、貞享二年(一六八五)修理、大正十年解体修理を施して、今に至っている。桁行三間、梁間四間の堂であって、隅柱上にだけ舟肘木を用いて細い桁をうけ、勾配の緩い軒に垂木割の制がみられないことなど、平安時代以来の特徴を示している。なお堂内に安置された三間、軒唐破風付き、杮葺の禅宗様の厨子と仏壇は寛永年間(一六二四~四四)の作であるが、手法優秀で、堂とともに貴重である。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)
関連情報
附指定
厨子
棟札
関連情報
附指定
附名称
:
厨子
附員数
:
1基
関連情報
附指定
附名称
:
棟札
附員数
:
1枚