国宝・重要文化財(建造物)
 各棟情報
名称 伊江御殿墓(沖縄県那覇市首里石嶺町)
ふりがな いえうどぅんばか
棟名
棟名ふりがな
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員数 1基
種別 近世以前/その他
時代 江戸中期
年代 康煕26(清)
西暦 1687
構造及び形式等 石造墳墓
墓室、サンミデー、ナー、周囲石垣よりなる
創建及び沿革
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
指定番号 02377
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1999.12.01(平成11.12.01)
国宝指定年月日
追加年月日
重文指定基準1 (三)歴史的価値の高いもの
重文指定基準2 (五)流派的又は地方的特色において顕著なもの
所在都道府県 沖縄県
所在地 沖縄県那覇市首里石嶺町一丁目62番地4・14、67番1
保管施設の名称
所有者名
所有者種別
管理団体・管理責任者名

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解説文:
伊江御殿墓は,琉球王家第二尚氏の第四代尚清王(1527年即位)の第七子朝義(伊江王子)を初代とする伊江家の墓である。
 四世朝敷の代に「墳地」を拝領し,康煕26年(1687)に五世朝嘉が志を継いで墳墓を造営したことが,記録より知られる。
 墳墓は,斜面を切り開いて造られた石造墓室と,その前面に擁壁及び石垣で画したサンミデー及びナーと称する二つの区画からなる。琉球石灰岩の切石で構築し,主要部を白漆喰仕上げとする。墳墓の正面には南から緩やかな石段が延びている。
 伊江御殿墓は,沖縄地方に特有な亀甲墓の基本的な構成要素を備えている。保存状況も良く,造墓年代が明らかな初期の典型として重要である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  添付ファイル なし