国宝・重要文化財(建造物)
 各棟情報
名称 三嶋大社本殿、幣殿及び拝殿
ふりがな みしまたいしゃほんでん、へいでんおよびはいでん
棟名
棟名ふりがな
三嶋大社本殿、幣殿及び拝殿
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員数 1棟
種別 近世以前/神社
時代 江戸末期
年代 慶応3
西暦 1867
構造及び形式等 本殿 三間社流造、銅板葺
幣殿 桁行三間、梁間一間、一重、両下造、銅板葺
拝殿 桁行七間、梁間四間、一重、入母屋造、正面千鳥破風付、向拝三間、
   軒唐破風付、銅板葺
創建及び沿革
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
指定番号 02382
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2000.05.25(平成12.05.25)
国宝指定年月日
追加年月日
重文指定基準1 (一)意匠的に優秀なもの
重文指定基準2
所在都道府県 静岡県
所在地 静岡県三島市大宮町二丁目1番5号
保管施設の名称
所有者名 三嶋大社
所有者種別
管理団体・管理責任者名
三嶋大社本殿、幣殿及び拝殿
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解説文:
三嶋大社は,古くは三宅島にあり,伊豆の白浜を経て現在地に遷座したと伝える。鎌倉時代以降,篤い崇敬を受け,江戸時代初期に今日の境内基盤を整えた。
 本殿,幣殿及び拝殿は,流造の本殿と,入母屋造の拝殿を,両流造の幣殿で繋いだ,複合社殿の形式である。現存するのは,安政元年(1854)の東海大地震後に再建されたもので,慶応三年(1867)に上棟祭が行われた。その後の修理等で,床や建具など,一部に変更はあるが,諸記録や痕跡から,旧規は明らかである。
 三嶋大社本殿,幣殿及び拝殿は,本殿妻飾や,幣殿・拝殿接合部など,各部の形式や細工に趣向を凝らしている。また,上質な欅を用い,素木の美しさと,要所に彫刻を配した華やかさを,具備している。江戸時代末期の装飾豊かな複合社殿建築として,高い価値がある。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定
  添付ファイル なし