国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
大善寺本堂
ふりがな
:
だいぜんじほんどう
棟名
:
棟名ふりがな
:
地図表示▶
解説表示▶
員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
鎌倉後期
年代
:
弘安9
西暦
:
1286
構造及び形式等
:
桁行五間、梁間五間、一重、寄棟造、檜皮葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00179
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1907.08.28(明治40.08.28)
国宝指定年月日
:
1955.06.22(昭和30.06.22)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
山梨県
所在地
:
山梨県甲州市勝沼町
保管施設の名称
:
所有者名
:
大善寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
弘安九年(一二八五)の建立で、規模大きく、東日本における和様の代表作
関連情報
(情報の有無)
附指定
添付ファイル
なし
Loading
Zeom Level
Zoom Mode
解説文
弘安九年(一二八五)の建立で、規模大きく、東日本における和様の代表作
詳細解説▶
詳細解説
大善寺本堂 一棟 大善寺は養老二年(七一八)行基(六六八~七四九)の開創で、甲州最古の寺院と伝えているが、その詳細は明らかでない。今の本堂には背面両隅柱に「弘安九(一二八六)参月十六日」の刻銘がある。このような場所に建立年代を記すことは、あまり例がないが、様式上からみてもこの頃と認めてよい。その後文明十七年(一四八五)厨子を造り、享禄四年(一五三一)、慶長二十年(一六一五)、明暦二年(一六五六)などに修理が加えられたが、昭和二十九年解体修理を行って、後世変更の箇所を旧規に復した。 堂は桁行五間、梁間五間の規模をもち、内部は内外陣に分れ、前二間が外陣、後三間が内陣である。内外陣の境には格子戸及び菱欄間をもって厳重な区画をし、全体で密教本堂の形式をよく示している。様式は和様によっているが、内外陣とも虹梁上に置かれた組物には、独特の形式をもつ繰形をつけている。本堂は東日本における鎌倉時代和様建築の代表作として貴重である。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)
関連情報
附指定
厨子
関連情報
附指定
附名称
:
厨子
附員数
:
1基