国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
江戸幕府書物方関係資料
ふりがな
:
えどばくふしょもつかたかんけいしりょう
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員数
:
264冊
種別
:
歴史資料
国
:
日本
時代
:
江戸時代
年代
:
18~19世紀
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
207
枝番
:
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
2018.10.31(平成30.10.31)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
東京都
所在地
:
東京都千代田区北の丸公園三ー二
保管施設の名称
:
独立行政法人国立公文書館
所有者名
:
独立行政法人国立公文書館
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
書物奉行や書物同心が典籍、外交文書、国絵図等の管理を行った江戸幕府書物方の記録類。大半を占めるのは業務記録である日記・留牒で、蔵書形成過程、蔵書管理の実務、書物方の運営等を知ることができる。ほかに御触留、 蔵書目録等も伝存し、江戸幕府、将軍の政治、学問のありようを窺ううえでの基礎資料として貴重である。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
添付ファイル
なし
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解説文
書物奉行や書物同心が典籍、外交文書、国絵図等の管理を行った江戸幕府書物方の記録類。大半を占めるのは業務記録である日記・留牒で、蔵書形成過程、蔵書管理の実務、書物方の運営等を知ることができる。ほかに御触留、 蔵書目録等も伝存し、江戸幕府、将軍の政治、学問のありようを窺ううえでの基礎資料として貴重である。
詳細解説▶
詳細解説
江戸幕府書物方は、書物奉行や書物同心が政務、故実、教養に関する書籍の蒐集や、外交文書、国絵図などの管理、これらの補修、貸借、鑑定などを行った機関である。本件は、書物奉行の業務日誌である留牒及び日記を中心とし、他に幕府諸機関からの通達を記録した御触留、書物方が管理する書籍の目録である重訂御書籍目録、江戸城内紅葉山文庫の歴史を抄記した御文庫始末記、書物同心の任職等につき略記した御書物方年譜覚書から構成される。 留牒16冊と日記209冊は、「幕府書物方日記」として知られる。書物奉行が輪番で各日の業務内容を上質の美濃紙に書き継いだ日次記であり、宝永3年(1706)より安政4年(1857)に至る約150年間の記録が残る。受入、出納、点検、修理等の蔵書管理の実務、書物方の運営や書物奉行・同心等の勤務の実態を具体的に知ることができる。現状は原則1年分を乾坤2冊に改装され、各冊は袋綴装四ツ目綴、後補の渋引表紙を付される。 これら留牒と日記のほか重訂御書籍目録、御書物方年譜覚書は、明治時代には太政官管轄となり宮内省書庫や浅草文庫にて保存された後、内閣文庫に継承された。また御文庫始末記は書物方から徳川家達を経て同じく内閣文庫に寄贈され現在に至ったものである。 本資料群は、江戸幕府、将軍の政治、学問のありようを窺う上で、あるいは旗本、御家人の勤務実態や書物方の蔵書形成過程を知るうえでの基礎資料として位置づけられる。また、原本がほとんど伝存しない江戸幕府諸機関作成の記録の中でもっともまとまった原本群として古文書学上に貴重であり、蔵書情報の記載は書誌学上にも価値が高い。
関連情報
一つ書
一、留牒
一、日記
一、御触留
一、重訂御書籍目録
一、御文庫始末記
一、御書物方年譜覚書
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、留牒
一つ書員数
:
16冊
ト書
:
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、日記
一つ書員数
:
209冊
ト書
:
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、御触留
一つ書員数
:
6冊
ト書
:
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、重訂御書籍目録
一つ書員数
:
31冊
ト書
:
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、御文庫始末記
一つ書員数
:
1冊
ト書
:
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、御書物方年譜覚書
一つ書員数
:
1冊
ト書
: