国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 絹本著色惟松円融像〈雲谷等顔筆/〉
ふりがな けんぽんちゃくしょくいしょうえんゆうぞう〈うんこくとうがんひつ/〉
絹本著色惟松円融像
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員数 1幅
種別 絵画
時代 桃山時代
年代
西暦
作者 雲谷等顔
寸法・重量 縦103.7センチ 横52.1センチ
品質・形状 絹本著色 掛幅装
ト書 文明十八年の年記がある
画賛・奥書・銘文等 形模貌得筆頭精、
絶妙丹青渾不評、
莫向畫圖中見我、
畫前自本性圓明、
小師惠藤西堂、
命工写余幻質
而求讃詞、書以
与之、
前南禅惟松圓融自訐
 「(不明)」(朱文壺印)「圓融」(朱文方印)」
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 2126
枝番
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2023.06.27(令和5.06.27)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 山口県
所在地
保管施設の名称
所有者名
管理団体・管理責任者名
絹本著色惟松円融像
写真一覧
解説文:
常栄寺3世・惟松円融(?~1614)の肖像画で、その晩年に弟子の法雲恵藤に与えられたものである。画面向かって左下の印と様式から、毛利輝元に仕えた雲谷派の祖・雲谷等顔(1547~1618)の作であることも判明する。堂々とした形態把握と気迫を感じさせるやや陰鬱な表情に、きらびやかな彩色とがあいまって独特な存在感を示す優品で、雪舟風の重厚な墨画で著名な等顔が、着色画においても本格的な技術と個性的な作風を持っていたことを示す代表作として高く評価される。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし