国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
十七条憲法板木
ふりがな
:
じゅうしちじょうけんぽうはんぎ
解説表示▶
員数
:
1枚
種別
:
歴史資料
国
:
日本
時代
:
鎌倉
年代
:
弘安8
西暦
:
1285
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
弘安八年三月日開版施入刻記
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
00021
枝番
:
0
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1982.06.05(昭和57.06.05)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
奈良県
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
法隆寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
左右欄にみえる刻銘から、鎌倉時代の弘安8年(1285)3月、入道大納言家から施入されたことが判明する。本文は十七条憲法独行本の古例として知られる。施入刻記から聖徳太子信仰にもとづいて彫成されたことがうかがえる。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
左右欄にみえる刻銘から、鎌倉時代の弘安8年(1285)3月、入道大納言家から施入されたことが判明する。本文は十七条憲法独行本の古例として知られる。施入刻記から聖徳太子信仰にもとづいて彫成されたことがうかがえる。
詳細解説▶
詳細解説
十七条憲法は、推古12年(604)4月、聖徳太子が自ら制作したと伝え、わが国最古の法典として『弘仁格式序』にもその名がみえ、後世の諸制法に多大な影響を及ぼした。 この十七条憲法板木は、桜材横長の平板で、両面彫り、本文は各面30行で左右欄外には(右端)「入道大納言家 奉施入 十七條憲法 右文者依為本願聖霊御作」、(左端)「有祈念事開模所施入如件 弘安八年三月日」の開版施入記が陰刻されており、これによって弘安8年(1285)3月に法隆寺に開版施入されたことが判明する。 『日本書紀』(推古天皇紀)に伝えられた十七条憲法が、聖徳太子信仰の高揚と共に尊重されて行く姿を伝えた最古の板木として、わが国文化史上に価値が高い。